メタルジグを自作しよう Part.2 コピーの鋳型を作る編

さて,とりあえず,ブランクを作らなくてイイコピーから始めたいと思います.
メタルジグコピーは3年ぶりぐらいなので,ちょっと感が鈍ってます.

前回必須で取り上げたうち,以下のものを使います.
・ブランク
・型取り用耐熱シリコン
・レゴ
・粘土

と,その前に,型を作るというのは鉛を流し込んで固める型を作るということです.
型が出来たら鉛を流し込んでキャストします.
んんん?キャスト?ルアーを投げるキャストではありません.鋳造するという意味のcastです.綴りは同じですが.

で,話はそれました.

使うものはこんなかんじです.

机の上,散らかっていて申し訳ないです.
写真を使って手順どおり進めたいと思います.

1.粘土を平らに敷いて,ブロックで囲みます.

2.コピーしたいジグ(ブランクがちょうど半分埋まるように埋めます)
この時,アイを半分埋める感じにしておくとGood.かなり難しいです.

※※※
コピーについては人に売ったりするわけではないので勘弁して下さい.
作られる方もあくまで自己使用の範囲内でお願いします.
私的使用の範囲内であれば,著作権法でも認められています.
まぁ,ジグの形状に著作権があるかというのも,グレーですが.
ちなみに詳しく学習されたい方は
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO048.html
一応,第三十条,私的使用のための複製に該当します.
※※※

3.耐熱シリコンを作ります.硬化剤と混ぜ合わせるのですが,比率に注意して下さい!わりと厳格にやる必要があります.一応私は0.01g単位で合わせてます.が,10%ぐらいは誤差許容出来ると思います.耐熱シリコンや硬化剤の種類によって比率は違うので,購入した耐熱シリコンの仕様書をよく読んで下さい.あとよくかき混ぜないと硬化不良を起こしたりして大変です.

4.ぶっかけます!といっても・・・糸をひく感じでちょろちょろと空気を抜きながらかけます.決して一気にどばっといってはいけません.100g投下したのが下の写真です.耐熱シリコンの粘土はちょうど溶けたチョコレート位だと思って下さい.これを繰り返して,ジグがちゃんと埋まって,平らな面が出てくるまでやります.ちなみに私もここまで重いジグは初めて自作します.

5.ちょっと写真が飛びますが,硬化を待ちます.半日ぐらい置いておいたほうが無難な気がします.硬化したらひっくり返して粘土を除去します.ポツポツしているのは位置合わせ用の穴です.

6.手順3.4を繰り返し行い,反対の面もシリコンで充填します.

7.硬化を待って取り出したら鋳型の完成です!

8.あとは鋳込み口と空気穴を彫刻刀などでほってやればOKです.しかしこの鋳込み口と空気穴って鋳物の良し悪しを決める非常に大事なものです.結構経験と勘でやっちゃいますが,メタルジグ自作記事はネットにも色々とあるので,検索して参考にしてみてください!

さて,次はいよいよ鋳込み編行ってみたいと思います.

でわ.

コメント

  1. 高級ジグで成功したら積極的に荒い根を攻めれますね。
    鉛を溶かす時に発生する有毒ガスだけには気を付けてくださいね。

  2. fortyfive より:

    ゴリラーマンさん
    どうもです.本当の魅力は自分で設計したジグで釣ることなのかなぁと思っていますが,一般受けするのはコピーかなと思ってまずはコピーを記事にしています.
    なかなか,既存のジグの常識を打ち破るジグを考案するのはしんどいですが(笑.
    でもまぁ,このジグよりダード幅が要らないけど,このジグよりダートしてほしい!みたいなときにその中間を作ってみたりしようかなぁと思ってます.

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