メタルジグを自作しよう Part.3 鋳込み編

方が出来上がったら鋳込みます.

ステンレス線を曲げてアイを作った後に・・・
(ってこの作業が難しいので別パートにしたいと思います.)

シリコン型を木枠などで画像のように固定します.
この時,強く固定し過ぎると,型が変形してしまって,ジグが平べったくなってしまいますので注意.軽く押さえる程度でOKです.

で,あとは鉛を溶かして流し込む!
(鉛は有毒なので吸い込まないように屋外,換気の良い場所でやってください)
といってもこれが結構コツが入ります.
一定速度で一定量注ぐのが良いと思います.その量によって出来が大きく左右します.
小物なら簡単にできるのですが,250gを超えたアタリからちょっと難しくなります.

ま,今回は出来を気にせずある意味失敗例としてあげてもいいかなとおもったので,適当に鋳込んでます.で,固まったらパカッ!

こんな感じに出来ました.
上のジグは巣ができてしまってますね.
そして両方表面が荒れてます.これはアバタというのですが,色々な原因で起こります.
私も詳しくはないのですが,シリコン型が冷えていたり,鋳込む時に中を撹拌しすぎて泡だったりするとできると考えられます.基本的に私は一回,シリコン型を温めるためにアイ抜きで鋳込んだ後,本鋳込みをしますが,今回は型も冷えたまま,適当なのでこのような感じになりました!ちなみに簡単な巣だったらハンダゴテとハンダで補正することも出来ます.

しかし,この型,二個いっぺんに作ると作業効率がよいかとおもって作りましたが,1回に鋳込む量が多すぎるので,なかなか安定しません・・・ということで真っ二つにしました(笑.

こんな感じです.

数回トライしていい感じの条件が見つかりました.
そこそこ綺麗にできたジグがこちらです.

鋳込み口付近は鉛が残っているので,切断後,ヤスリで綺麗にしてます.
といっても結構ざっくりなヤスリがけですが.
見ての通り,アバタがかなり抑えられているのがわかると思います.

100均のアルミテープを貼ったものがこちら.
このままでも釣れそうです(笑.ま,アルミテープなんかがすぐ剥がれてしまうので耐久度がひじょうに低いのですが・・・.
(アルミ張りって高いですよね...これはホロ転写と作業工程が違うからなのですが,自作の場合,100均にアルミテープが売っているので,ホロシール張りより安く済んでしまったりします)

また,扁平度が大きいジグは画像のようにどうしてもシワが出来てしまいます.このあたりは慣れですね.私はまだまだです.アルミテープやホロを貼るとアバタは目立ちにくくなりますが,耐久性等の観点からもアバタや巣は極力なくするようにするほうが望ましいです.

とまぁ,一応ここまでくればあとは塗装だけなんですが・・・・.ちょっと量産してからのほうが効率が良いのとちょっと時間が取れそうにないので,一旦,間を開けます.来週中までには完成品をアップロードできればいいなぁと思っています.

結局今週はシケやら諸々の都合で海に出られませんでした.
結構なフラストレーションです.仕事帰りに釣りできたらいいかなぁと思っていますがどうなることやら.

でわ!

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