狙って大物は釣れるのか?
これは釣り人にとっては永遠の課題のように思います.
ま,大物を釣ることだけが全てではなく,各人釣りの楽しみ方はそれぞれで,小さくても数を釣りたい人,その中に大物が混じればいいなぁという人,小さい魚は要らない!という人・・・・色々いていいんだと思います.
しかし,「大物を釣りたくない!」と心の底から思う人は一人も居ないというのは真理かなと思っています.
私はとりあえず,そこに居る釣れるものをまずは釣るスタイルです.
何か釣れたら大物を狙ってみようかなと思う日もあれば,違う魚種を狙ってみようかなとかその日その日で考えていることは違います.
とにかく楽しく釣りが出来るのが一番かなと.
で,最近,私思うんです.
私,ネリゴ釣るの「だけ」は少し上手いんじゃね?と・・・・.
鹿児島でジギングを始めたのが去年の7月12日.
それから真夏以外は基本的にカンパチを狙ってジギングへ行っています.
カンパチのみへ狙いを定めたジギングでカンパチを釣りきれなかったのは1回だけです.
型は・・・6kg〜7kgの間までしか釣りきれていません.
この状況を鑑みるに・・・.
ネリゴ釣るの「だけ」上手いんじゃねーかなと.
人より上手いとかそういう比較ではなくて,大型を釣るより小型を釣るのが上手いというだけです.
大型を釣るためには?というのを考えています.
ルアーを使った釣りでフィッシュイーターの大物を釣るポイントはシーバスでもジギングでもフラットフィッシュでもさほど変わらないと思っています.
ちょっと参考になるかもしれないのは歴が長いシーバス釣りでしょうか.
小シーバスももちろん釣れるのですが,私が基本的にかけるシーバスのサイズは基本的に60cmは超えています.
70cmぐらいアベレージあるんじゃないかなと思っています.
去年からあんまりシーバスを釣りに行っていないので,この数字には読者の方は疑問だとおもいますが・・・.
事実そんな感じです.
シーバスの場合,大型を狙って釣るのはある程度出来ると思っています.
色んなポイントがあると思いますが,3つのポイントに絞って話をします.
(1)大型がつくポイントを知る.
これは大前提ですね.大型がつきやすいポイントってあります.
どんな場所でも大型の「可能性」はあるとは思いますが,大型が釣れる可能性を上げていくには場所はかなり重要ポイントです.
(2)大型が捕食するベイトを探す
ポイントと並んで重要なのは「ベイト」だと思います.よく,カタクチのナブラにシーバスが着くことがありますが,カタクチのナブラは大型もついていれば,小型がついているこもよくあり,「狙って」大型をつるのは難しいベイトだとおもいます.
爆釣しやすいですが(笑.冬終わり〜春先のバチ抜けもシーバスはよく付きますが,バチパターンで80cm以上の大型というのはほとんど話に聞きません.
大型のシーバスが捕食する代表ベイトは「コノシロ」ですね.福岡に居た時も,コノシロパターンで何回かいい思いをしました.誰も釣りをしない極寒の2月とかに・・・.鹿児島ではコノシロパターンは聞かないように思います.いないんでしょうか?
その代わりに地元の方々が「サッパ」と呼んでいる「カタボシイワシ」のパターンがあります.
しかし,コノシロは比較的ゆったりした動きで捕食しやすく,大型のシーバスが高確率で付いているのですが,このカタボシイワシはわりと遊泳力が高いので,高確率で大型が付いているか?と言われれば疑問のように思います・・・.
そして,コノシロパターンより食わせるのが難しい印象です.まだ攻略できていません.
あと,大型がつきやすいのは落ちアユパターンですね.あんまり鮎で有名でない福岡ですが,超季節限定で福岡にも落ちアユパターンは存在していました.
(3)大型が好む釣り方をする.
これはあくまで上記の場所とベイトによるところが大きく,場所とベイトが決まって,釣り方を決めるというプロセスだと思います.釣り方を決めて場所とベイトを探すというのはナンセンスかなと.まずは魚を探さなきゃ!
大型になっている分,年の功があると思います.小型より意外と賢いです.
とはいってもわりと単純な生物なので,考えているのはどうやったら楽にエサを取れるか?どうやったら子孫を多く反映させられるか?といったようなことだと思っています.
楽にエサを取る方法・・・色々ありますが,例えば遊泳力のない大型のベイトを狙うというのはコノシロパターン,落ちアユパターンに一致します.あとは場所とも関係するのであれば,流れのヨレなどベイトをすぐ追い込みやすい場所などですね・・・.この時,キモ?になってくるのは比較的スローな釣りが有効だということです.あくまで狙って大物を!というのです.リアクション重視の釣りは大型のみ釣るというのは不可能です.でも大型が釣れることもあります.
で,スローってどれぐらいスローなの?ということですが,私がやる釣りで最低スピードは一切リールを巻きません.いわゆる流しの釣りですね.ドリフトメソッドなんていう言葉もありますが,なんでも英語やカタカナにすりゃいいいってもんじゃないとおもいます(笑.肝心なのは本質です.
積極的にルアーを動かす釣りでもトップウォーター,シンペンで,1秒に1トゥイッチ,リール1/4回転.ぐらいが一番スローなパターンでしょうか.これでも見切られること無く食わせることは可能です.
とまぁ,こんな感じです・・・.
これはジギングにも同じことが言えるのでは???
と思っています.が,自分自身,大型を狙って釣りきれていないので,色々検証していきたいところですね.
上に書いたようなことで言えば,スロージギングは大型が釣れるという方が居ますが,それはある意味真理だろうと思っています.
ただ,糸が細くないと・・・動きが・・・・というのはちょっと違うようにも思っています.ある意味あたっているけど,ちょっと的が外れているのかなと.
インターネットの動画で大型カンパチのヒットするシーンはいくつかあります.
この前紹介したパパ大津留さんのジギング動画でも30kgオーバーは釣れていました.
http://kimamanitsuri.blogspot.jp/2015/03/by.html
12分ぐらいからですかね.
あとはこれは著作権法に触れるので貼れませんが.
「四季の釣り 沖縄県カンパチジギング #4」で検索してみてください.
シャウトの小野さんが40kgのカンパチを釣り上げるまでがノーカットで収録されています.
ブルーヘブンにPe4号,水深160mでヒットしたのが80巻きぐらいなので・・・50mとか60m上とかそんな上で食わせてます.
ついてきているのは底から10m〜25mぐらいでついてき始めてる感じですが・・・.
ま,両動画ともスローらしいスローじゃないんですが.
あんまりスローにやりすぎると,食いが悪い場合,見切られる可能性のほうが上がってくると思っています.
食いがたってる時はいくら見せてもいいんだと思います.割とすぐ食いますし,ただ,あんまり見せすぎて下で食わせすぎると・・・ブレイクの可能性が高いと思います.
要はその時その時で適切なスピードってあると思うんです.
もっと色々考えないとダメですね.
という感じでグダグダになってきたので締めます(笑.
でわ.
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