海洋資源研究で有名な勝川先生がブログを更新されました.
タイトル:WCPFC北小委員会が終わったようです
http://katukawa.com/?p=5975
詳しくは勝川先生のサイトを御覧ください.
簡単にまとめておくと,
・2014年,クロマグロの新規加入が激減!(2015年はもっと悪くなる?)
・水産庁とまき網業界以外の関係者の間で,資源存続に対する危機感が広がる
・壱岐や対馬の一本釣り漁業者は産卵期産卵場での漁獲を自主的に禁漁
(これは以前もニュースで出ていました,遊漁も一部禁漁に参加してました)
・日本は漁業において超後進国(米は長期回復計画を提案,メキシコは漁獲量削減を明言)
・ 緊急ルールは2016年に議論する!?
・緊急ルール適用は2017年以降か???
※ここでいう新規加入というのは
卵からかえって生き残った固体が,漁獲できるまでに成長した量という意味です.
つまり,新規加入が激減している!ということは今後,同じような漁獲を続けていれば最終的に太平洋クロマグロは絶滅してしまってもおかしくはないということだと思います.
まぁ,それは論理の飛躍なんですが,現状のままだと,いずれにしても自然増は望めないという感じです.
クロマグロ愛者からは釣り人まで槍玉にあげられています.
日本国内の釣り人が釣る量とまき網船が捕る量,どれぐらい違うでしょうかね・・・・.
これからの動きについては勝川先生のサイトを要チェックです.
過去記事も非常に勉強になるので,見ておいて損はないです!
また,国際漁業資源量については以下のページで見ることも出来ます.
結構興味深いデータだと思います.
http://kokushi.job.affrc.go.jp/index-2.html
でわ!
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