フィッシングライン.
釣り糸.
魚と釣り人をつなぐ一本の糸です.
よく,釣具は魚に近い方から重要だ.などと言われたりしますよね.
近い方からっていえば・・・ハリ→ルアー→リーダー→ライン ということになります.
すべてのタックルが重要であることに変わりはないのですが,ラインというのはこれまたなかなか嗜好品であるようにも思います.
ジギングではここ近年,低伸度,つまり糸を引っ張る力に対して糸が伸びにくいのもが好まれる傾向にあるような気がします.特に深場の釣りにおいては.
浅場の釣りでは逆に低伸度ではなく,あるていど伸びのあるもののほうが,ショックを吸収する役割を果たすため,人気とはまではいかずとも見直されてきている傾向にあるように思います.
そんなライン,日進月歩なのか,はたまた工場を回すためなのか?最近もいくつか気になる新製品が出てきました.もちろん,私としては前者であると信じたいです.
ということで,最近気になる PEラインを紹介していきたいと思います.
Shimano OCEA JIGGER MX4 PE
http://fishing.shimano.co.jp/product/goods/4594
シマノが発売した超低伸度PEラインです.
MX工法という一回軽く表面を溶かして密着性を上げる手法が取られています.
これって,よつあみがだいぶ昔にやっていたような気もしますが,少し違うのでしょう.
200m,300m,600mがあります.個人的には1200mを出して欲しいところです.
非常に良い点としては4号までラインナップされていることです.
一昔前なら,600mは2号ぐらしまでしかありませんでした.
メーカーも太糸に需要があると思ってくれているのかなと.
超低伸度ラインは思わぬ高切れやライントラブルが多いと聞きますが,使ってみないことにはなんともいえませんよね.お値段は結構安いので,一度使ってみたいところです.
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DUEL Super X-wire8 X-wire4
http://www.duel.co.jp/products/super-x-wire4
http://www.duel.co.jp/products/super-x-wire8
Duelのライン新作です.
X-wire.何代目でしょうか?3代目?
現在のところ,4本撚りは150mと200m,8本撚りは150m/200m/300mのラインナップとなっております.
4本は0.6号〜4号,8本は0.6号〜5号までラインナップがあります.
MAXでも300mなので,ライトジギング〜通常のジギングには向いていると思います.
低伸度は謳っていませんが,シマノのMXと似た技術なのか,ヒートインテグレーションプロセス(H.I.P.)なる工法で熱処理により密着性を上げているようです.
ノーマル状態ではかなりコシの強いPEラインのようですね.
キャスティング向きでもあると思います.
オールマイティーに使える?
また,原糸にはTOYOBOのIZANASを使用されています.
IZANAS?なにそれ?ダイニーマじゃないの?スペクトラ?
と詳しい方は思われたかもしれませんが,要はTOYOBOが製造するダイニーマのことです.ついこの前名前が変わったんですよね.IZANAS使用であれば,日本産の質の高いダイニーマを使っていると理解して良いと思います.一概に日本産だから質が高いというのは間違っていますが,TOYOBOは信用できると思います.
カラーわけラインもあるので,使ってみたいところですね.PEジガーの8本撚りとどちらが良いか?というところです.
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