どうもです.
最近,暑いですね.
釣行時の熱中症には十分ご注意ください.
実際,ジギング船で熱中症になりかけている人を見かけます.
水分補給,塩分補給を十分にして,直射日光に当たらないようにしましょう.
最近は”掛かった魚を捕る”ためにはというような雑記をよく書いていましたが,魚を掛けなきゃわからないこともあるとも思います.
魚を掛けるためには?と考えると,魚が食いつくのはジグなので,魚が食いつきたくなるようなジグの動きを演出しないといけないということになります.ジグの動きを演出するということは自在にジグをコントロールできるようになる必要があります.
ということで,今日はジグのコントロールについて考えてみたいと思います.
そもそも,皆さんはどの程度ジグのコントロールについて意識されているでしょうか?
本来はコントロールの前に食うアクションというものを考える必要もあるのでしょうが,ここではそれは置いておきまして,とにかく,自分の意のままにジグをコントロールするためには?ということについて考えます.
ジグのコントロールを意識するためには,ジグの動きに影響を与える諸因子を考える必要があります.
羅列的に私が思いつく限り書いてみたいと思います.
それ以外にもこういうものがあるんじゃないか?というものがあればコメントください.
・ジグ本体の特性・ウエイト
・ロッド
・ラインの太さ種類
・水深・潮流
・船の流し方
・ジャーク
・アシストフック関連(ハリの大きさ,数,アシストラインの太さ,種類など)
・スプリットリング,ソリッドリングの大きさ
だいたい以上が諸因子かと思います.
これらの諸因子をコントローラブル(自分で解決できるもの)なものとアンコントローラブル(自分ではどうしようもないもの)なものに分けてみます.
アンコントローラブル(環境要因)
・水深,潮流
・船の流し方(自分が船長ではない場合)
コントローラブル
・ロッド
・ジグ,ウェイト
・アシストフック関連
・リング関連
・ライン関連
・ジャーク
アンコントローラブルとは自分ではドウシヨウモナイものなのですが,この2つはいわゆるジグを動かす”環境”なので,ジグをコントロールするためには,まずはこれらをキチンと把握するということが必要となると思います.
今,潮流はどれぐらいなのか?船長は何を思ってどういう流しをしているのか?ということです.
これらは分からなければ船長に聞けば教えてくれることも多いですから,自分で慮れない場合は船長に聞いてみるのが良いと思います.
環境が把握できれば,環境の中で自分がコントロール出来る因子を最適化することで,ジグの動きを自分の動かしたいようにコントロールしていく必要があります.
コントローラブルなものの中でも”ジャーク”以外はいわゆる”タックル”でして,そうやって考えると,タックルは環境に合わせて選ぶ必要があるということがよくわかると思います.しかし,選択の組み合わせは無数にあります.これらについてここでは言及しませんが,拘るところはいくらでもあると思います.
タックルが決定されたら,自分が行うジャークによってジグをコントロールしないといけません.
ジャークについては人それぞれ考え方があり,各々魚が食うだろう動きを演出する必要があると思います.
ここで,個人的に重要だと思うのは,ジャークではラインを介して,上方,つまりジグを引っ張る方向にしか人間は入力を入れられないということだと思います.
入力というのはジグを引っ張るということで,それは力の時間変化で表されます.
本来,最もコントロールの幅が広いロッドは長くて硬いロッドということになると思います.しかし,ロングロッドはある意味でピーキーなので,人間側のコントロールが難しいと思います.ショートロッドは入力できる範囲が狭いですが,ピーキーさはロングで硬いロッドに比べて緩和されると思います.これらを考えながらロッドを選ぶ必要があるのかなと思っています.
また,同じぐらい重要なのはジグのフォールアクションについて,フォールアクションを決定づけるのはコントローラブルなものに挙げたすべての項目であるということです.どれぐらいシビアにセッティングできるか?が自分が出したいジグの動きをいかに演出できるか?に直結すると思います.
ジャークについては多種多様あります,
ココが一番個性が出るところかなと思っていまして,魚が食うジグの動きの演出のためのジグコントロールにおいて一番差が出るところかなと思っています.個性が出るということで何がイイとか何が悪いとかをここでウダウダ書くつもりはありません.
何秒,何センチフォールを入れるのかとか,何センチどれぐらいのスピードで上げるのか?など,個人的には既存の定形ジャークに囚われること無く,もっと自由に,柔軟に,ジャークについては考えてイイんじゃないかなぁと個人的には思います.
ということで,なんともまとまりのない記事ではありますが,みなさんがジグのコントロールについて考えるきっかけになれば良いなと思います.
でわ.
コメント