なぎさ丸で宇治群島一泊二日!クエ25kg

どうもです.
春の低水温に悩まされると思ったら最近は高水温気味ですね.
トカラの水温は32度ぐらいまで上がってるようです.
ぬるま湯ぐらいありますね.

もちろん,表面水温の話で,下100mとか200mはそれほどじゃないと思います.
そういう時に釣りを成立させていくためには体力も頭も使います.
魚は居るんです.食わせきれないだけ.

さて,今日の釣行記は7月中旬に行ってきました宇治群島一泊二日釣行について書きたいと思います.

前回,明日丸のトカラでご一緒した方に誘っていただきました.
船は川内港からなぎさ丸.

私を含めて7名での釣行でした.
はじめましてな方お二人.どこかでみたことあるかも?と思っていたのですが,Instagramでフォローしている方でした.業界は狭い・・・.

挨拶もそこそこに出港.
目指すは宇治群島周辺海域.

朝一のポイント,100m前後ですが,なかなか潮が流れません.
風もないベタ凪でかなり暑くなることが予想されます.

今回は相当ポイントをランガンしてもらいました.
朝一,船中ネリゴが上がります.このサイズなら連発してもおかしくはないのですが,あとは続かず.

続いて流していると,私にアタリ.
ちょっと期待しましたが,大きくはないです.
ネリゴ?ではなさそうで,上がってきたのはヒラス.4kgぐらいでした.

なるほど.という感じで,更にランガン.
なかなかアタリがありません.

ヒメダイ・アオダイのポイントで最初にかかってきたのはヒメダイ

同じくして船中アオダイ(シマアオダイ)も上がっています.
個人的にはヒメダイよりシマアオダイのほうが好きなので釣りたい・・・.
この2種,混泳しているのですが,釣りわける方法があるのかは謎です.
どちらもフエダイ科ですしね.

そして,次の流しから魚が変わって,ナガタチカマス
なかなか巨大です.食べたら美味しいですよ.皮からも骨が伸びているのでかなり捌きにくいですが,まったく臭みが無く,ちょっとたんぱくですが,脂もノッている魚です.
個人的にはつみれ汁か塩焼きがオススメ.

さらにランガンしていると,船中ハマダイなんか上がります.
私はその前後で,スマ!

ちょっと潮の変わり目,なんか来るなら今でしょ!ってタイミング.

と思っていると,船尾で同船者にヒット!
ドンとヒットして止まったあと,ジッっとドラグを出され,その後は重い引きに耐えて上がってきたのは良型のクエ!(20kg弱)でした.

船中湧きました!
このサイズのクエはジギングでなかなか上がりませんからねー.
結構上でのヒットでした.そういうタイミングだったんだと思います.
この時期のクエが1匹で居るとは考えにくいです・・・.

更にちょっとポイントをずらして流しなおします.
すると,またアオダイ・ヒメダイが当たってきます.

次の流しはナガタチカマス!(お決まりなのか?

潮がフラフラしていてちょうど変わろうとしています.
まだチャンスはある.と思いながらも,魚探を見ると,走らせて捕れる地形ではないので,ちょっと強めのタックルを入れてみます.

マニアフェローズ43(初オロシ)にアキュレート600Nハイギア+ミゾハン130mmロングハンドル,PEは4号,リーダーは60Lb,ジグはSPY-5の600gセットです.

水深は100m前後ですが,太い糸でちゃんとジグのフォールアクションを演出するにはこれぐらいのウェイトが必要だと思っています.
初期ドラグはストライクで9.5kg〜10kg設定です.

これで食ったら格好いいんだけどなぁ.と思って,根切りを5回転,そこからハンドル一回転ピッチでフォールを入れながら,ジグを飛ばします.

ヒット!しましたが,軽い?
ヒメダイでした.

600gのジグによく食ったなぁ.

さらに次の流しも5回転根切りをして,ジグ1個〜1.5個分の飛ばしをイメージしながらのジャーク,そしてジグ姿勢のコントロールに集中します.
飛ばしてフォールを入れること5回目!ジグの落ち際にドンっと反転するバイト.
すかさず合わせを叩き込み,少し上でかけているので,巻けるだけ巻きます.
3回転ほど巻いたところで反転されてしまい,ラインを出されます.
10kgかけているドラグなので,5mほどのランで止まります.
ランが止まったらとりあえず全力で巻きます!今回はハーフピッチのポンピングで上げながら,たまにハンドル1/4回転ポンピング.

リールもハンドルを替えてからは初卸しなので,巻いた感じで魚のサイズが分かりません.
130mmハンドルはかなり巻きが楽になった印象はあり,走り的にはカンパチ10kgぐらいかなぁ?と.にしてもランが短く,リフトするときに重い・・・.
船長にスレかもです!などと言いつつ・・・.
もう一回だけ走られましたがそれは1m〜2mほどで止まりました.

その後は若干だけ首を振る感じはありますが,カンパチっぽくはない.
残り30mぐらいで首振りあり,その後はすんなり上がってきました.

上がってきたのは・・・まさかのクエ.

まぁ,まだいるかもなぁと思って,狙ってはいましたが,クエがここまで引くとは!という感じです.20kgのときよりかなり走った印象です.クエみたいな魚は走る個体とそうでない個体,個体差激しそうですもんね.
かなり上にステイしていたことから,この個体はクエの中でも遊泳力の高い個体だと思います.

後の正確な計測では24.8kgでした.
なんの参考にもなりませんが,ファイトタイムは5分切ってます

何よりも4号タックルに食わせたことが嬉しい一匹です.
2号や2.5号でベストバランスなタックル(ジグ含めた)そのままラインの号数だけ上げてもなかなか食うことは少ないと思います.
私はまだまだ太糸で食わせるためのテクニックを追求したいと思います.
太いとで食わせたからといって,ファイト中のテクニックやドラグ設定が伴っていなければ,細糸でやっているのと同じなんですけどね・・・.

ミゾハン130mm,ハイギアリールには長すぎるってことはないですね.
剛性もしっかりしてるし,巻ける!って感じでした.リールが生まれ変わりました.

またいい魚に出会ってしまい,恐縮です.

が,このクエの呪いなのか?愛用しているビートのプロパゲート600−7がこの日殉職
しゃくり折れです.まぁ,かなり酷使している竿だったので仕方ないです.
そして・・・このフェローズ43もこの前,殉職しました・・・.こちらは負荷試験中の話です.まぁ,ロッドに関する詳しい話はいずれまた!
かたちあるものいつかは崩れるのです!

いやー,まぁ,これでもうこの一泊二日では何も釣れなくてもいいかな!ってレベルでした.

1日目のシメは同船の方のマハタ!でした.

船は早めに避難港へ

ちょっと早く宇治群島の避難港に入って涼み・・・休憩.

なかなかの暑さでみんなぐったりしていました.
避難港からの夕焼けも絶景!

夜はBBQを準備してもらってたらふく食って寝ました.

夜はみんなで金縛りにあって,なかなか眠れず,朝早く出港しました(笑.

2日目はなかなか厳しい潮で初日より潮が動かず,0.1〜0.2ノットをウロウロ・・・.
風もないので船がまーったく流れません.

そんな中,裏切らないナガタチカマス(笑.

足と比べてください.
まぁまぁデカイですよ(笑.

あとヒメダイ・・・.

ヒメダイとかかなり嬉しいお見上げですから!

にしても暑い!

 入道雲もモクモクと・・・・.梅雨明け!真夏ですね!

なかなか目的の魚をヒットさせることが出来ず,雑魚はちょこちょこ来るのですが...
魚探の反応も悪く,みんなもぐったりしていたので,昼前にそうめん食べて早めの納竿となりました!

一泊二日,非常に楽しい釣行でした!いい魚も釣らせてもらいました.
なぎさ丸で行く宇治群島は初めてで,色々考えた釣行でした.予想とほぼ同じような感じではあったのですが,予想と現場でのズレを修正できずに終わったように思います.
暑さのせいか今振り返ると思考がぼやけてイマイチ狙いが定まってなかった時間もあったように思います.
まだまだ修行が足りません.

釣行の振り返りは次に繋げる意味でも大事だと思います.
次も魚を捕れるように,試行錯誤していきたいと思いました.

でわ.

釣果:クエ(24.8kg),ハチビキ×(何匹か・・・),ナガタチカマス×3?,ヒラマサ,ヒメダイ×3,アカヤガラ,他にもなんか釣ったような・・・(笑.

コメント

  1. 未来 より:

    クエとは羨ましい釣果ですねー!
    ノリにのってますねー!竿が折れたのは残念でしたが。。
    気になったのは金縛り。宇治群島ってなにかある島なんですか??

  2. fortyfive より:

    コメントありがとうございます!
    いやー,さすがにそろそろいつもの小物ばかり更新になりますから安心して下さい(笑.大物をガチで狙いに行く釣行も9月まで入ってませんし....
    竿については残念でしたが,仕方ないですね.

    金縛りはよくわかりません(笑.
    宇治群島は昔落ち武者が居たとかいう話もありますし,かつてはカツオの加工所などもあり,定住者はいませんでしたが,季節季節で人は住んでいたようですし,その時に何があったのかは・・・・分かりません.

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