みたいなちょっと挑発的なタイトルを付けると人が釣れるか実験してみます.
といっても題材はタイトルの通りでございます.
ジグの潮抜けとは?
簡単に言えば,引き抵抗のことになります.
例えば,バーチカルジギングで水深100mで釣りをしていたとします.
ジグは200gのジグでジギングをしていると仮定します.
着底させてからシャクリはじめるわけですが,同じ200gでもメタルジグの種類によって重く感じたり,軽く感じたりするはずです.
重く感じるジグを潮抜けが悪いジグ,軽く感じるジグを潮抜けが良いジグと表現したりします.
なぜ,ここで同じ重さなのに重く感じたり,軽く感じたりするのでしょうか?
答えは簡単で,重く感じるもは水の抵抗を受けやすい形状だったり,投影面積そのものがが大きかったりするからです.
なので,一般的にはスリムなジグは潮抜けがよく,ぽっちゃりなジグは潮抜けは悪いです.
ただし,それだけではなく,ジグの形状によっても引き重りはかなり変わってきますので,必ずしもスリムならば引き抵抗が小さく,ファットなら引き抵抗が大きいということにはなりません.
で,ジギングをやる方は「楽に釣りをしたい」と思っている方も多く,潮抜けの良いジグは多くの人に好まれる傾向にあるように思います.
某メーカーは潮抜けの良いジグばかりを発売して,潮抜けの悪いジグが殆どなかったりするぐらいです.
潮抜けが良いと何が良いのか?ということですが,身体的な負担が小さいということで,集中していられるという効果もありますが,ジグの細かい操作がしやすいということもあります.つまり,ジグを人間のコントロール下に置きやすいと思います.
一方で,潮抜けが悪いと,身体的な負担は大,細かい操作もやりにくく,コントロール性も悪いと思います.
こうして書くと,潮抜けの悪いジグってだめじゃん?
と思われるかもしれませんが・・・・・
個人的にはタイトルの通り,潮抜けがよいジグばかり使っていては釣果にむらが出るときがあると思っています.
潮抜けの良いジグには食って来ず,潮抜けの悪いジグにしか食ってこない.
という状況はなんども経験しています.
何故か?
科学的な答えは不明ですが,個人的には以下のように推察しています.
潮抜けの悪いジグは引き抵抗が重い分,水を動かす.
つまり,潮抜けの悪いジグは水流変化という意味でのアピールが非常に高いと考えています.
潮抜けの悪いジグはゆっくり使うこともありますが,時には激しく動かして,海水をかき回してみるイメージです.
実際,重すぎる・・・と感じるぐらいの潮抜けの悪さの場合にヒットすることも多々あります.
ま,これはあくまで妄想なので,あまり参考にならないかもしれませんが,潮抜けの良いジグだけだと食いにムラが出るということは実体験としてほぼ間違いないと思っています.
潮抜けの良いジグに反応が悪い時,ちょっと使うのに体力が必要な潮抜けの悪いジグでも使ってみると良いことがあるかもしれません?
参考なれば幸いです.
でわ.
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