フェリーとしまが予定どおりであれば,今年度いっぱいで引退します.
2000年に就航して,18年と幾日か島と本土の交通の要となっていたフェリーとしまですが,船体の老朽化には耐えられないようです.
資料によりますと,年間1億以上の補修費がかかっているようです.
今年,新造船フェリーとしま2を三菱重工に発注したとのプレスリリースがなされており,今年度いっぱいでフェリーとしまは引退,来年度からフェリーとしま2が迎え入れられるという手はずになっているはずです.
引用:広報としま9月号 http://www.tokara.jp/upload/n229.pdf
フェリーとしま2の進水式は11月19日の午前中に山口の三菱重工下関工場で行われる予定です.来週末ですね.
ということで,今のフェリーとしまが今後どういう扱いをされるのかは不明ですが,現役のフェリーとしまに乗れるのも今年度いっぱいというのが濃厚かと予想します.
今のフェリーとしまにもあと1回ぐらい乗船したいなぁと思っているところですが,どういう予定を組もうか,色々考え中です.
現在のフェリーとしまが総トン数が1389トンの旅客定員が200名なので,これと同等か少し大きいフェリーになるのではないか?と思います.
あまり大きいフェリーにしたらトカラの漁港内でのターンができなくなるので,極端に大きいフェリーにはならないと思います.
現在フェリーとしまの速力は19ノットとされています(航海速力はもう少し遅いように思います)が,アンケート結果では更に高速化が望まれていることから,20ノットぐらい出るフェリーを作るんじゃないかなぁと思います.
いずれにしても,ある意味,時代の転機に立ち会えたことへの喜びと,現在のフェリーとしまが引退してしまう悲しさと,新しいフェリーとしま2に対する期待と・・・色々と複雑な感情が湧いてきますが,これからも島民の方の大事なライフラインをつなぐという役割に加えて,釣り師達の夢も一緒に運んでくれることを期待しています.
もし,進水式を見に行かれた方で写真などお持ちでしたら下さい!(笑.
でわ.
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