どうもです.
ロッドはブランク,グリップ,リールシート,ガイド,+その他の細々したものから構成される釣りに不可欠なものです.(手釣りでは不要ですが・・・.
なので,釣りをしている方のほとんどはロッドを持っていると思います.
で,のべ竿を除いては基本的にリールを使うので,ラインを通すための「ガイド」が付いています.このガイド,色々種類があるのですが,はたして皆さん,どれぐらいご存知でしょうか???
というのが今回の記事になります.
正直,種類なんて分からなくても釣りは出来ますので,ただのウンチクだとおもっていただければと思います.
画像が出た後,下に答えが書いてあるので,クイズを楽しみたい方はゆっくりスクロールしてください.
1問目
こちら・・・
よく見ますよねぇ.
知ってる人も多いと思います.
答えは・・・・Kガイド!
・・・・・ではありません! 正式にはKLガイドです.
Kシリーズの中の1つになります.
本クイズではKシリーズのガイドはすべて別々に扱いたいと思います.
はい.そういうクイズだと思って下さい.
では二問目.
よーく観察して下さい.
こちらのガイド.
これもよく見たことある方はいらっしゃると思います.
はい・・・・.
こちらのガイド.
答えは・・・・・KWガイドです.
KガイドのWフットという意味で,糸を巻いて固定する足が前後2箇所あります.
2箇所で固定するので,かなり強固にブランクに固定できますが,そのぶんブランクにとっては節になりやすいので,一般に大物用ロッドや高負荷の掛かるバットガイドに採用されています.
三問目
あー・・・・見たことあるなぁ・・・・っていう人いらしゃると思います.
最近はあんまり使われなくなってきました.
答えは・・・・・LCガイド
ローライダーガイドになります.
私のエギングロッドはまだこのガイドが付いていますよ.
ダブルフットなので強いですが,フット間距離があるので節になりやすいですが,ローライダー(背が低い)のでそれを活かしたガイド設定には良いかと思います.
一部のジギングロッドでもバッドガイドにアシダカのMが採用されていたりします.
個人的にはカタチはすごくかっこいいガイドだと思ってます.
四問目
見たことあるかも・・・・
ちょっと古い?
答えは・・・・LDBガイド
私の持っているエギングロッドにはローライダーガイドとセットでこのガイドが付いています.深絞りの1フレーム設計の軽量ガイドになります.
最近ではあんまり使われなくなってきた印象です.
五問目
はい.出ました.
見たことあるなーなガイド.ちょっとライトなロッドに使われていたりする・・・.
正解は.KL-Mガイド,KL-Lガイド,KL-Hガイドになります
ちょっと反則ですが,KLガイドの範疇に入るので,KLガイドでも正解です.
KLガイドにはないラインナップのリング径で高さのあるものや,同じ径でもさらに高さのあるものなどのラインナップがあります.
ちなみに他のガイドでもHガイドMガイドなどリング径同じで高さ違いをラインナップしているシリーズはあります.
六問目
よく見る軽量ガイド.
ジギングロッドでもガイドの重量増を気にしてこのガイドにしているロッドは多いです.
果たしてそれがよいか悪いかは考え方次第ですが・・・.
答えは・・・Lガイド.
基本的にはトップまわりに使うと思います.
七問目
あんまり馴染みない人も多いんじゃないでしょうかー
答えは・・・RVガイドです.
その昔?Kガイドが出はじめた時,KWガイドをバットガイドに使ってスピニングの場合,ラインの放出時に暴れたラインがフットにこすってラインが痛むのを嫌って,KWガイドを手曲げして逆付けしたりしてました.私のビルドしたロッドもそうやってつけてあるロッドもあります.それを解消したのがこのRVガイド(リバースガイド)です.
二股に分かれている方をトップ側,シングル側をリールシート側に向けてつけます.
軽量で個人的にはお気に入りのガイドです.
まだまだ採用してくれているロッドは少ないように思います.
基本的にはちょっと大きな魚を狙うロッドのバッドガイド,チョークガイドに使うと思います.
八問目
鬼問です
・・・・・分かりますか?
わかった人すごいと思います.
答えは・・・・・KBガイド
Kシリーズのベリー専用ガイドになります.
九問目
これはもうKBガイドがすでに出ているので分かる人もいるかもしれません???
答えは・・・KTガイド
Kシリーズのトップ用ガイドになります.
※トップというのは穂先につけるトップガイドではなくて,歩先周りという意味で使っています.
十問目
....このガイドが使われているロッドは私は持ってません・・・.
答えは・・・・Nガイド.ちなみにボンガイドとも言います.
チタンフレームが無いので,持ってないのか,イマイチ使い何処がないので持っていないのか・・・・定かではありません.
船用のロッドには結構ついているイメージがあります.
十一問目
アジングとメバリングとかしているひとならこのガイド,見たことありますよね.
答えは・・・ATガイド
十二問目
これは・・・もう,ご存じの方も多いハズ.
あれ?KWガイド?って気がしますよね?
違います.
答えは・・・・MNガイド
Nガイドのミディアムシリーズになります.
スーパーオーシャンガイドとも言います.
ショアジギロッドや大物ジギングロッドに採用されていることが多いように思います.
チタンフレームが無いので,このガイドがついていると自然とステンガイドになります.
Kっぽいですが,リングが傾斜していません.横から見るとまっすぐにリングがなるので,そういう見た目が好きな人もありかもしれません(笑.
十三問目
最新のガイドになります.
答えは・・・・LRVガイド.
リバースガイドのライトタイプ.
ベイトジギングロッドのベリーにも使えるぐらいのリング径が揃ってます.
それでいて,「最軽量」
このガイドでこのまえビルドしましたが,個人的には「あり」だと思います.
これからLRVガイドを採用したロッド,どんどん増えるんじゃないかなぁと予想しています.ダブルフットガイドですが,軽いし,何よりフット間の距離が短いので,節になりにくいと思います.ジギングロッドのシングルフットでよく見かけるガイド抜けとかもしにくいですし,いいんじゃないかなぁと.
十四問目
?一瞬カタチはMNガイドかと思いますよね?
答えは・・・・LNガイド
Nガイドのライトタイプになります.
個人的にはベイトロッドのジギングロッドで軽さや感度を追求するライトよりのものによく使われている印象です.ただ,かなりフットがか細いので,ダブルフットなのにグニャっと曲がったりします.
強度的には難アリですが,それなりに実績はあるガイドだと思ってます.
でも個人的にはLRVが出てきたので,そのうちLRVに置換されていくんじゃないかなぁとふんでいます・・・・.
ということで,ロッドガイドクイズいかがだったでしょうか?
ここでは紹介しきれていないガイドも多数あります.
結構なガイドの種類があって,トップガイドは一切紹介できていません!
そのうち,トップガイドのクイズをするのも面白いかもしれません.
他にどんなガイドがあるのか,気になった方は富士工業のHPにカタログがあるので,それを見てください.他にも豆知識になりそうなことが色々書いてあって面白いですよ.
それでわ.
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