自分の中のステレオタイプをぶっ壊せ

ステレオタイプ.
本来は一般大衆に浸透している個体観念のことを指すと思うので,自分の中のステレオタイプというのは語句の意味としては違うと思いますが,ちょっと使ってみたかったので,タイトルに入れました.すみません.

本来,ステレオタイプってのは・・・・A型は真面目とか,B型は怒りっぽいとかそういう科学的根拠はないけど,なんでかみんなが思ってる固定観念.思想のことを言うことが多いと思います.

思い込み,先入観,レッテルという言葉とも置き換わると思います.

さて,自分の中のステレオタイプ,みなさんはどれだけ認識できるでしょうか?

固定観念というのは認識することがまずもって難しいと思います.

なぜなら,それを自分が信じているから.
それが固定観念だと気づかないのです.

では,どのようにして固定観念に気づけるだろうか?と考えます.

結論を言ってしまえば,「〜のはずだ!」とか「〜すべきだ!」とか「〜だろう?」とか自分が思っていること,すべてが固定観念であるということです.
例えば,釣りに置き換えてみると,「大きい魚は賢いはずだ」一見正しいようにも見えるこの問ですが,はたしてそれは本当なのか?魚に知能指数なるものがあって,大きい魚のそれを測ったような実験的な研究結果があるのでしょうか?おそらく無いと思います.
ならば,これは人間が勝手に想像して出来上がった固定観念であると言えます.

魚が大きく成長するためにはいくつものファクターが必要であって,大きく成長した魚=賢いという方程式は成り立たないと思います.
「もし,賢い魚というものが存在したならば,外的から身を守る術を身につけることができて,大きく育つ可能性はある」とは思います.
しかし,同時に,「もし,非常に臆病で慎重な魚というものが存在したとすれば,それもまた大きく育つ可能性もある」と思います.

というように,自分が信じていることは信じていることとしてそれはそれで大事にするべきだとは思うのですが,あまりに頑なに考えが凝り固まってしまっては新しいことにチャレンジすることができなくなってしまいます.

ジギングにしても,ドテラ流しで斜めにラインがなるとジグの動きが悪くなって喰わないという人も居ますが,そんなことは全く無く,むしろ斜めにしたほうが食う状況もあると思いますし,そういう人はラインを斜めにしてジグを動かすテクニックが無いんだと思います.

とにかく,釣りというのは科学的な根拠が乏しく,実験を積み重ねて出来上がってきたものだと思います.さらに釣りのたちの悪いところは前提条件の把握が困難であるということです.
その日,その日海の状況は違っていて,ポイントが同じでも潮位や潮流,風向きが違っていれば,条件は違うということになってしまいますし,毎日そのポイントに居る魚が同じとも限りません.
魚にも個体差はあるでしょうし,昨日釣った魚と今日釣った魚が同じ種類の魚でも性格は違うかもしれません.そうした中で,魚が釣れたとか釣れないとか私たちは言っているわけで,この日,こういう釣りをしたら魚が釣れた,もしくは釣れなかった.それ以上でもそれ以下でも無いのです.

釣れなかった場合は,「こうしていたら釣れるかもしれない」という仮説を立てて,それを地道に検証してくことしかできません.
今ある,いわゆる「釣り方」というのはそういう試行錯誤の中残った釣れる確率が高い方法という以外の性格は持ち合わせていないと思います.
なので,こうしないと釣れないとかそんなことは全く無く,個人的には自分の中のステレオタイプをぶっ壊しながら,自然を読んで釣りを楽しんでいく.そういう感じで釣りをしていきたいなと思います.

※一気に書いたので,乱文失礼しました.さぞ読みにくかったと思います.今日の文章はこのまま投稿します.

でわ.

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