どうもです.
アカムツジギング見習い中45です.
ただなんとなくやっていたアカムツのジギング.
エキスパートというかやり込んだ人達の釣りを見る機会があり,食わせきれる人と食わせきれない人の差がはっきりする釣りだと分かり,どっぷりその世界にハマっています.
アカムツの捕食が全くイメージできなかったため,水族館に頼んで餌やりを見せてもらったりしました.その記事は下記より.
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2017/12/blog-post_79.html
去年はカヤック中深海もやってみてアカムツ釣れましたし,今年の初釣りもカヤックでアカムツを釣りました.
だいぶ,中深海でのジグのアクション,そして,アカムツをジグを追う姿,アカムツがジグに食いつく姿をイメージできるようになってきました.
そのイメージが正しいのか間違っているのかということはもっともっと入念な検証が必要ですが,まずは間違っててもよいからイメージ「出来る」ということが大事かなと思ってます.
まだまだ見習い中ですが,これから上達していければいいと思ってます.
1月中旬にアングラーズショップアクアのチャーター2日目と3日目に参加させてもらいました.初日の情報では割りと厳しい海況だったとのこと.
あんまりブログには書いていませんが,私は毎回釣りに行くときにはテーマや課題を持って行くようにしています.それをどう考えるか?が釣りの楽しみだったりします.
今回のテーマはジグの重さとフォールアクションとテンションフォールのテンションについて.使うジグを敢えて縛ってやります.(ジグは2種類のみの使用)
アカムツは上げのアクションも重要ですが,フォールも重要だと思ってます.
特にフォールアクションに違和感があると追尾してきたアカムツが離れるような感覚があります.
今のところ,私のなかではアカムツが嫌わないフォールアクションを出すためには「潮にあわせたウェイトのセッティング」と「フォールさせる時のテンションの貼り具合」この2パラメーターでかなりバリエーションが出来ると思ってます.フリーフォール主体の場合はウェイトとPEラインの細さで調整しないといけないのですが,少ない経験からアカムツはテンションフォールが意外と有用など思っていまして,このテンションのハリ具合と抜き具合で大きく食い,追いが変わると思ってます.
どういうときに良いとか悪いとかは文章で説明できるだけの経験がないので,まだまだ上記のことは実験段階です.
ジグのウェイトは水深=重さを基本に−30g〜+100gぐらいまで振ってます.
具体的にウェイトを書けば,180g,210g,250g,270g,300g,330g,350gぐらいを使います.
で,実釣です.
1流し目から幸先よく私にアタリ!
狙った場所でのバイトではなかったですが,全く暴れない.
本命と思ってなったですが,これがアカムツでした.
船中1抜け.
その後,アタリが途絶えます.
アカムツの居る水深を求めてランガン.
年末にお邪魔したときほどじゃないですが,タチウオが当たります.
こいつらジグを切っていくから厄介です.
ついでにサメ.
ツノザメ属のどれかです.
フトツノザメだと思うのですが.
サメはアカムツと同じ場所でも釣れますが,サメが釣れるときはアカムツが釣れることは殆ど無いとのことです.
その時間,潮そういうものが関係しているのかなと思います.
サメが釣れれば場所を変えるか,潮が変わるのを待つかって感じかもしれません.
その後,自分にアタリがあるもすっぽぬけ.
ある程度の掛かりそこねは仕方ないと思ってますが,できるだけフッキングするようなフックシステムを考えていかなければなりません.
中深海がどうも厳しいので,浅場のハタ狙いにシフト.
ポイントについてみんながシステムを組んでいる間にドテラでフライング釣り.
130mのポイントでドテラ.200mぐらいラインは出ます.
でも200m先でもコントロール出来ます.
あたりがあってすっぽぬけ.アタリ方的にはマダイです.
次のバイトでフッキング.
きれいなマダイでした.
マダイはラインをめちゃくちゃ斜めにするほうが食ってきやすいですね.
もちろん,立ててても釣れますが.
で,ハタ狙いは潮が全く動かず撃沈.
中深海に戻ります.
中深海にもどってからなんとかヒット.
本命っぽいアタリで,引きも本命っぽい.
アカムツでした.
次のアタリは怪しい引きでカゴカマス.
クロタチカマスと似ていますが,こいつは美味いらしいです.
背びれの黒い文様?がカゴカマスの証.
カゴカマス,クロタチカマス(両方スミヤキ)とアカムツは同じ場所に居ることもあって,同時に釣れることもあるように思います.
次の流しもアカムツ!
次の流しもアカムツらしきものをかけるもバレ.
で,最後はタチウオでした.
初日釣果:アカムツ×3,タチウオ×2,カゴカマス,ツノザメ系×2
次の日.この日は1日中深海をやりきる予定です.
ちょっとだけ波があり,波の中の釣りもテーマです.
一番揺れるミヨシで鍛えます.
朝一,また私にファーストヒットでしたが・・・.
変な引きで叩きはそれっぽいけど,かなり軽い・・・.
正体はレンコダイ小でした.
ちょっとおかしいなとは思っていましたが,騙されました.まだまだです.
場所を変えて,アカムツ!
サメ・・・・・
バラシ!
バラシ!
サメ・・・・
アカムツ!
タチウオ・・・
タチウオ・・・
アカムツ!
アカムツ!
って感じでした.
爆発!とまでは行きませんでしたが,なんとかこうにか釣れました.
潮がいかないと同じところに船がとどまるので難しいですね.
風で押してもらっても全然ジグの場所が変わらない・・・.
あと,この日はアカムツの時合がはっきりしていたのも特徴的でした.
イメージどおりに,食うなら今!と思ったときに食うと痛快ですし,今食うの!?ってタイミングで食ったりして新しい発見があり,まだまだわからないことが多いです.
なので,あんまりまだブログであれやこれや書けるような腕はないし考えも足りていないなと思ったので,こんな感じのレポートになりました.
二日目釣果:アカムツ×4,タチウオ×2,レンコダイ×1,ツノザメ系×3
で終了でした.
非常に楽しく,また勉強になった2日間でした.
今年はアカムツ修行の年になりそうな気がします.まだまだ底は知れないアカムツジギング.
鹿児島だけじゃなくて色んな土地でアカムツ釣っていきたいですね.
鹿児島も東シナ海側,湾口側に加えて,未知数すぎる大隅半島太平洋側に三島近海側までありますから,まだまだ開拓の余地はあります.
九州においてはアカムツジギングはまだまだマイナーな釣りです.
私がざっと調べた文献では九州北部は五島沖,対馬沖,壱岐沖にも一応居る?とありました. 宮崎も居ると思います.熊本も天草沖にはアカムツ居ます.
なかなか理解を示してくれる遊漁船を見つけるほうが難しい気がします.
五島沖も絶対ココあたりにアカムツはいるという確信はあるので,どの遊漁船か連れて行ってくれないかなと調べているところです.もし,そういう九州内でアカムツをやらせてくれる遊漁船(開拓したい遊漁船でも可)をご存じの方いらっしゃいましたらご連絡下さい.
今日はこのあたりで.でわ.
・遊漁船(3日)
▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ツノザメ系×5
・カヤック(1日)
▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1
コメント
はじめまて、TAKAと申します。
仕事中にストレス解消で、毎週楽しみに見させていただいてます。
私は三重県の尾鷲というところで青物、真鯛や根魚狙いのジギングをしています。
せいぜい水深100~130mのところですが、300~400g前後のジグを
使うことに最近ハマっています。
そこで45さんにご質問があって、
☆ロッド選びなんですが、45さんおすすめのプロパゲートを考えていますが、
今のエリアでは程度では6番がいいのか7番がいいのか。。。
やはり7番はオーバースペックな感じもしますが、
ただ年に1ヶ月だけ20キロ前後のカンパチが定置網に入る時期があって、
その夢を追い続けています♪♪
通年ではせいぜい10キロのブリがたまに上がるぐらいですが。
ジグは主にSFCのクランキー、スパンキーを使っています。
またロッドはシマノのインフィニティのB635にオシアジガー2000です。
もし分かるようであれば、シマノロッドとの比較フィーリングなどなど、
よろしければアドバイスをお願いします。
まず,プロパゲートはオススメというわけではないです.
鹿児島では周りにあまり使う人が居ないで使ってるというのと,ポセイドンのスロージャーカーが6オンスまでしかなく,自分のスタイルで,トカラや鹿児島近海ででスローピッチをやるのに良さそうな硬さとレングスがたまたまプロパゲートの#7だったという感じです.#7を使ってるならどうせだからBEATで揃えようかなぁとおもって他の番手も買って使ってる感じです.
MAX130mでジグも400gまでしか使わないのであれば#7は硬いと思います.
あとは,潮がどれぐらい行くかですが,2ノット〜3ノット近く行くなら#7でも良いかもしれません.
#7を100m〜130mで使ってる感じ,潮が行かない状況(1ノット前後)で300g〜400gをコントロールするのはかなり難しいです.ちょっと振りすぎると飛んでテーリングしますし,加速が早すぎてジグが綺麗に飛ばなかったり,なかなか苦労します.
これは私の勝手な私見ですが,シーフロアコントロールのジグ特にクランキーは速い加速を与えると回転して,シャクった後の動きも悪いので,なおさら硬い竿には向かないジグだと思ってます.スパンキーも潮としては速い潮に強いジグだと思いますが,硬い竿でコントロールするのはかなり難しいジグだと感じています.
なので,今,インフィニティの5番を使われているということで,今の環境ならちょうどよいのでは?と思います.
インフィニティの5番は曲げたことしかないですが,100m〜130mで300g〜400gはジャストだと思います.500gぐらいまではちょっと竿が負け気味で使えていいんじゃないでしょうか?
インフィニティは3番を1回シャクらせてもらっただけなので,フィーリングの比較は出来ないです.
プロパゲートは#5と#6,#6と#7の間はめちゃくちゃ固くなるので,現状でちょっと飛びが足りないとか硬さが足りないなと思ったら#6を購入されるのはありかもしれないですね.
ただし,あくまで私の個人的な感想ですが,硬い竿でシーフロアコントロールのジグをコントロールするのは本当に難しいです.私が硬い竿でコントロール出来るのはメサイアぐらいです.他のジグは柔かめの竿で使うほうがコントロール出来る気がします.
なので,シーフロアコントロールのジグをビートの竿でやれと言われれば,逆に柔らかい方を選ぶかもしれません.その水深なら使うPEの号数によるかもしれませんが4番とか5番とか.ノーマルプロパゲートよりBLXのほうがいい場合もあるかもしれません.BLXはかなり使えるジグの範囲が狭いですが.
シーフロアコントロールのジグをメインで使用されるのであれば,個人的にはスロージャーカーが一番あってると思います.
実際,シーフロアコントロールのジグはスロージャーカーでテストされていると思いますし.
300g〜400gなら竿が負け気味に使ってスロージャーカーの4番,ジャストで5番って感じだと思います.スロージャーカーでも6番でコントロールするのはやはり難しいかなぁと.
ジグのコントロールについては人それぞれの考えがあると思うので,あくまで私の感覚ではという話になります.
アドバイス出来るほど分かってないので,こんな感じの回答ですみません.