アカムツジギング 新ポイント開拓!爆釣?カヤック

どうもです.

この日は午後から凪.
さらに次の日も凪.ということで天候が急変しにくいと読み,中深海へカヤックで出かけました.

この日は開拓.
これまで2回アカムツジギングに出艇しています.
前回までの釣行で抑えている実績場は触らずに,出来るだけ岸の近くのアカムツが居そうなクサイ場所を探す.というのがテーマです.

一応,事前に等深線は見ていきますが,市販の等深線なんか全然あてにならないのがこの海域.1m毎の等深線図ですが,全然グリッドの細かさが足りてないです.
ということで,等深線図である程度当たりをつけていって,実際の場所は走って探すしか無いという感じ.

たまに等深線にも乗っていないような10m〜30m四方の小さいハンプや瀬なんかもあって,そういう細かいところは本当にただ走って探すしかないです.
しかし,それを探し出せた時は爆発力あるポイントだったりするので,探すだけの価値はあると思います.

午前中は風があるので,午後からの出艇.
ちょうど12時の出艇で風や潮の様子を観るため,ちょっと近場で遊びます.
浅場に瀬を発見,ちょっとだけ魚はついているものの,ジグには全く反応なし.
風もほぼ無風で,海面もベタ凪なので沖へ.
目をつけていたポイントのちょっと手前で怪しい場所を発見.
流します.

潮がタルい.潮変わりのタイミングで潮が止まってます.
水深は200mオーバー.風もないので,潮のタルさもあって,綺麗にラインが立ちます.
0.2ノットぐらい.

潮がタルいながらもラインが立ったまま,ゆっくりといい感じにずーっと流していると,前アタリからずっしりと竿に乗るあたり.
???少し大きい魚.
たまにグーンと持っていく感じで,アカムツではない魚.
なんだろう?と思ってましたが,上がってきた魚体を見て納得.

正体は真鯛.

真鯛も生息範囲広いですねー.
でも,こいつは結構エサがあるところにしか居ないので,ポイントはいいかも?
ちょっとその場所の周りの地形を確認するために走り回って地形図を作ります.
ちょっとずらして投入.

潮がちょっと行き始めた?
と思われるタイミングで食わせのフォール中にアカムツ性のアタリ!
完全に狙ったタイミングで食わせるアカムツは気持ちが良いです.

無事上がってアカムツでした.

これで今日のミッションはコンプリート.
もう帰ってもいいかなと思いましたが,せっかくすこし沖まで来てますし,貴重な凪です.
更にスジを変えて流します.

しかし,次の流しから激流になってきました.
上潮が1ノットオーバー,底潮は0.3〜0.5ノットのフラフラした二枚潮.
これはやりにくいなぁと思いつつ,なんとかこうにかやってみます.
激流前の時合だったのか?

この激流の中,連発で当たりますが,サメ アンド サメ
いつものツノザメ系のゲストですが,1匹目はフトツノザメ,2匹めはトガリツノザメっぽかったです.さすがにカヤックでサメの撮影は危ないので,写真なしです.

サメが居るエリアはだいたいわかったので,そこを外して流します.

こういう2枚潮で試してみたかった釣り方があったので,それを試します.
二枚潮なのと,少しだけ風が出てきて流されてるので,なかなかジグのコントロールがうまく行きません.
いい感じにシャクれたと思ったタイミング,フォール中のアタリ.
ちなみにこの釣り方はフォール中のアタリをとるのが難しく,次のシャクリでオートマチックにノッてるって感じです.
まだまだ,文章に起こせるほど分かってないので,具体的な事は書けません・・・.

かなりラインを斜め(40度ぐらい)に出しているので,上にあがってくるまで魚種はわかりませんでしたが,残り20mになって強烈な叩き.アカムツやろー.
と思ってて上がってきたのはアカムツでした!

複数匹ゲットに喜びもひとしお.

さらにずらして流します.
アカムツ系のアタリがありましたがフックアップせず.
そのままずーっと流していると,アカムツが釣れたポイントを過ぎ去り,ちょっとだけ違うポイントに入ります.

ここでのアタリが・・・サメ.

これまでの教訓?でサメが釣れたら移動は鉄板.
もちろん,時合を変えて入り直せばアカムツがいる可能性もあります.

移動・・・・着底後しゃくり始めて,フォール中に「フッ」っと無くなるアタリ.切られました!!!タチウオか!?

難しい.

サメとアカムツ,さらにタチウオがエリアの中である程度混泳しているエリアのようですが,それぞれの魚種で場所がある程度は固まってるのかな?と思いました.
タチウオもサメも嫌だなー.ということで,大きく移動して冒険.

今日のアタリ方を見ると,だいたい,こういう場所にいるのかな?というポイントを発見.流します.

すると,ちょっと移動したからなのか,潮が馴染んできたからなのか分かりませんが,潮が素直になってきました.これは非常に釣りやすい.
ということで,いつもの釣り方に戻しました.

移動後,初ながしでアタリ!
これもフォール.
完全にアカムツです.

やっぱりクサイ場所で当たってきます.
ここに居るなら?と思って50mぐらい離して次も流します.

完全に同じ水深でアタリ!
これもアカムツ!

ここにも居るなら更に100m離して流します.
ここでもアタリ!
アカムツ!.

幅200mに渡ってスジを変えて流してますが,ほとんど同じ水深で当たってきます.
結構広い範囲に相当の数が居るようです.潮も素直でやりやすいです.

最近のアカムツジギングではフォールのコントロールにドハマリ中です.
ジグの繊細な操作で釣果に差が出ます.あんまり関係ないときもありますが.

で,ここならどうだ?
とさらに釣れたポイントから200m離して流します.
すると・・・・当たらず.
なぜかベタ底からビニール袋を回収.
200mオーバーの底でビニールがヒットするとは思っておらず,最初は水フグかと思ってました.
ビニール,マイクロプラスチック問題も深刻ですね.
考えさせられます.

地形はさきほど流してた場所とちょっとだけ違います.
※ビニール釣れなかったらアカムツ釣れてたかもしれませんが,それは分かりません.

やはり,アカムツは居るべき場所にいる.

今日でアカムツ狙いのカヤック出艇は3回目ですが,前回までの2回の経験から推測していたことが正解のうちの1つであるような確信がありました.
アカムツのいる場所については幾通りも正解はあると思っているので,そのうちの1つを見つける眼は身についた?かもしれません.まだ3回目なのでたまたまということも・・・.

ここまではアカムツが釣れるポイントのかなり潮上から流していて,結局アカムツが釣れるポイントまではアタリが無く,ここ辺りだろ?って場所でアカムツが3連チャンで食った.という感じでした.

最後にダイレクトにポイントに入れてみようと思って,潮流を計算し,流します.
ポイントの20m手前ぐらいでジグが着底して,数シャクリでポイントに到達するのが理想.

ジグ着底,シャクリ開始から間もなくポイント.
ここで食うだろ?って場所に入った瞬間にアタリ!
アカムツでした.

今日の居場所とパターンはコレだな.というのがほぼ確実に分かったところで,時間もちょうどよく,日没までかなり余裕を持って納竿にしました.

あんまり釣れすぎても面白くないのですが,まだまだ見習い中なので,掛けることに力点を置いた釣りをしました.

1流しで3箇所クサイ場所を通過するように流していたのですが,1箇所目のクサイ場所でアカムツが食っちゃうそんな感じでした.ここのポイントなら他の2箇所でもアカムツが釣れてもおかしくないと思うので,色々な潮に対応できる場所かもしれません.
次回に少し試してみたいところです.

今回釣った場所は,これまでの2回の出艇で釣った場所より岸に近い場所です.
また違うタイミングで入ってみたいと思います.

そろそろ複数匹釣れる予感はあったんですが,潮もよかったというのもあり,短時間で6匹のアカムツを釣ることが出来ました.出来過ぎですね.1日やってたら楽々ツ抜けできるペースぐらいで釣れてくれました.(ま,一日やっていれば潮が結構変わるので,釣れる保証はないですが.

アカムツは夜間の鉛直運動もありますし,回遊もある魚だと思います.
結構潮にも敏感です.
次行ってもこんなに釣れるとは限らないのが釣り.
今日のパターンは糧になるけど,いつもこのパターンとは限らない.
また経験を積んで色々な状況に対応できるようになりたいなと思いました.

また一歩アカムツ釣りのイメージが膨らんだ一日でした.

ゆっくり片付け終わって,帰る前の空.
いつもこれぐらいの時間までに片付け終われるように余裕を持って沖上がりしたいものです.

釣果:アカムツ×6,真鯛×1,ツノザメ系×3

実釣3時間でこれは出来過ぎです.

・遊漁船(3日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ツノザメ系×5

・カヤック(2日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×3

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