どうもです.
ここのところ,アカムツばっかりでしたが,カンパチももちろん狙います.
1月下旬の釣行記となります.
この日は枕崎の栄真丸キャプテンファンキーにお世話になりました.
http://eishinmaru.pya.jp/
ここ最近,栄真丸によくお世話になっていますが,これは私のチャーターではなく,すべて乗り合いです. なので,誰でも乗れます,今は予定表がないのでネットで予定を見ることができませんが,気になる方は船長に問い合わせてください.
今日は三島乗り合いということで,船長の行きたいところ行きましょう!ってことでした.
キャプテンが選択したのは黒島.
個人的な意見ですが,黒島は三島の中では一番黒潮に影響を受け,潮流れが良いことが多いです.
朝一は・・・
ファンキー船長が,「この前見つけたポイントがあるんで,そこから入ります」とのこと.
黒島はまだまだポイントがありますね.
そして今までジグを落としてないポイントにジグを落とす楽しみは今じゃないと味わえません!
地形見せてもらった感じ,シーズンになったらデカイのが着きそうな感じのところでした.
魚掛けてから獲る難易度は結構高いかなぁと言う感じ.
イザ実釣開始.
・・・悲報.
潮がほぼゼロ.0.2ノットとか風で押される程度.
水温分布の広がり方がおかしかったので,危惧はしていましたが,これほどまでとは!?
こういうころもあるのが海.仕方ないです.
潮を見て,2流し目.
フォール中の違和感.
魚が居るなーと思って集中します.
私の使ってる竿は硬いので,こういう潮が流れていない時はコントロールに集中しないと結構フックがテーリングします.
(実際,この日は何回かテーリングさせてしまいました.
根は切って,ジャークをはじめた感じ,引いてる抵抗から魚はまだ居そうだったので,もう一回早巻きを入れてできるだけ上で掛けるように努力します.
早巻き入れた後の食わせでヒット.
気持ちいヒットで,ファーストダッシュ.ファーストダッシュが大したことなかったんで油断していると,セカンドダッシュが強烈!
この鋭さはたぶんヒレナガでしょう.
本カンパチなら10kgオーバーの走りですが?
走ってる間はカンパチのサイズ分かりません.
セカンドダッシュ中にドラグを10kgにあげて応戦.それでも走ります.
止まったら巻きます.
巻いた感じの抵抗としては.うん・・・10kgあるかなぁ?.
もう一回走ります.
サードダッシュ終わりでで魚側がギブアップ.
もう殆ど走りません.
デカイ奴ならあと5回〜7回ぐらい走るまでギブアップしません.
ヒレナガの走りは本当に強烈です.
でも3走りぐらいをしのいだら割りと諦める諦めの良さもアリます.
ヒレナガのそういうところ好きですね.
本カンパチならもう少し頑張ろうとする気がします.
無事,上がってきたのはヒレナガカンパチ8kg.
本当にこの魚は最初の走りではサイズが分かりません・・・・.
たまにデカイ奴に走られて切られた!って話し聞きますが,一回もリール巻けていないなら実はこれぐらいのサイズに切られている・・・ってこと結構あると思います!
ナイスプロポーションの個体でした.
まだまだ白子発達してなかったので産卵はこれからですね.
いい感じにラインシステムのチェックも出来るので最初にコレぐらいの魚が来てくれるのはよいですね.
初めてのポイントでこれぐらいの魚が釣れてくれればイイ感じです.
これぐらいの魚がつく場所は大型も着きます.
が,次の流しからはアタリません.
潮はフラフラしていて,東から来たり南から来たり・・・0ノット〜0.2ノットをフラフラ.いつもは西よりの潮なんですけどね.
ドテラにしてもこの日は風が殆ど無いので,0.3ノットとか,0.2ノットのままとか.
移動!
またまた見つけました新ポイント.
入念に地形を確認します.
少しだけ大きいポイントでここにも色々魚が着きそう..
最初の流しは不発.
スジ変えて入れ直して,アタリ.
今度は1ダッシュのみ.走りの質は本カンパチ.
だいたいドラグを1回ぐらいしか出さないのは5kg前後ぐらいまでです.
上がってきたのは本カンパチ5.4kg.
何故か片手を後ろに回してますが,特に意味は無いです.
上々ですね.
個人的にはもうこれぐらいで満足なんですが,頑張ります.
本カンパチなら連発してもおかしくないですが?連発はせず.
潮がまったくない状況でも食ってくるときは食ってくるもんだなぁと驚く次第です.
たしかに潮がいい感じに流れていても喰わないときは喰わないですからね・・・.
徐々に食いが渋くなってきます.
移動.
移動先ではフォール中にアタリ.
サバでした.
さらに移動.
潮がフラフラしていてトロいので,硬い竿でジグをコントロールするのが非常に難しいです.こういうときに1番手から2番手落とした竿を今考えているところです.
ちょっと潮とジグが合わないので,チェンジして,誘います.
食わせたいところでヒット.
これはこれで楽しい.
小さく見えますが,一応7kgのヒレナガです.
今回の釣行でもいくつか新しいポイントを見つけることに成功し,カンパチ上がりました.
徐々に栄真丸の黒島のポイントは増えてきてます.
黒島で1日潰せるぐらいのポイント数にはなりました!
他にも黒島は私の読みではディープも面白いので,200mオーバーラインをいつか開拓に行きたいです.
潮が完全停止でカンパチの食い気がないので,思考を変えてちょっとクエねらい.
クエポイントをいくつか回りますが,そう簡単には食ってこないですね.
私も根物をちょっと・・・と思って探っていると.ボトムでコンという感じのアタリ.
アザハタ.
実は初めて釣りました.
刺身を10日熟成で食いましたが,抜群に美味かったです.10日熟成でもまだまだ伸びる感じがしました.
次の流しでは船中マハタも釣れてました.
私はヒレナガ小カンパチを追加.
という感じで沖上がりでした.
今回は潮がタルい中の釣行になりました.
で,考えていたのですが,やはり私は持ってる竿が硬いです.
正確に表現すれば,タル潮(0.5ノット未満)で,浅い水深(150mぐらいまで)をやるにはちょっと竿が硬いです.
今持ってる竿で代用できるのか?それとも新しく竿を買ったほうが良いのか?
自分のスタイルと相談しながら決めていきたいと思います.
でも,硬い竿も持ってないと,実際ジグを飛ばせないので,硬い竿は私のスタイルには絶対に必要だとも感じていますし,ジグのコントロールを考えれば硬い竿でも丁寧にやれば問題ないです.ただ,ちょっとラインが斜めに飛んだ時はジグの種類によってはコントロールがより繊細になるので,柔らかめでごまかしたほうがいいかなぁとか色々考えています.
また,潮が行かない時にどうやって食わせるか,色々考えた釣行で楽しかったです.
キャプテンファンキーは私が乗る毎に流しの精度が上がっていっている気がします.
船長もメキメキ成長中. 今度もまた栄真丸に行こうかなと思います.
でわ.
釣果:ヒレナガカンパチ×3(8kg,7kg,2.3kg),カンパチ×1(5.4kg),ゴマサバ×1,アザハタ×1
上は45L クーラー,下が60Lクーラーです.サイズ参考にしてください.
・遊漁船(4日)
▶カンパチ×3
▶ヒレナガカンパチ×3
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×5
・カヤック(2日)
▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×3
コメント
いつも気になるのですが、九州の釣り船はリリースしないのですか?魚影が濃くてうらやましい。
九州の釣船というか私は私が乗る範囲でしか知りませんが,基本リリースは釣人にお任せですね.私の知る限りでリリースを積極的に呼びかけている船長は居ますし,魚種によってはバックリミットをお願いしている船長も居ます.
県で定めているリリースサイズを超えていれば,法的拘束は無いので,あくまでお願いになってしまいますね.
私の周りだとネリゴなど小さなさかなはリリースする人居ます.
ただ,カンパチはかなり深場から釣ることもあって,中型以上はウェイトをつけて底まで返さないとリリース成功率はかなり低いと思ってます.
たとえ,その一時帰ったとしても,かなりの深場から釣り上げた魚は減圧障害(血中に窒素が入ったり)を引き起こしている可能性もあると考えており,一定時間,日数経過後,死に至るケースもあるのでは?と推察しています.
なので,私,個人的には中型以上はキープと決めています.
食べきれないぐらい釣れたらもうその日の釣りをやめるか,別の魚を狙うようにしてます.釣りたい時は釣りますけど.食べようと思えばいくらでも方法はありますし.
鹿児島は魚影はまだまだ濃いですね.とはいえ,いつでも簡単に釣れるほど濃いわけではないと思います.これでも昔を知っている人は全然釣れなくなったと嘆いています・・・.
魚を減らさない工夫は必要だと思いますが,カンパチに関してはなかなか釣らない以外の選択肢が無いのかなぁと個人的には思ってるところです.
バックリミットではなく,バッグリミットですね.誤字すみません.