どうもです.
ジグアクションの話をします.
今日書こうと思うのは2点.
①上げのアクションはどの程度の水深まで可能か?
②フォール中,竿で感じられなくてもジグは意外と動いている?
以上です.
①上げのアクションはどの程度の水深まで可能か?
みなさんはどう思いますか?
どこで聞いてきたか,200m以上の水深ではジグは殆ど動かない.ということを稀に聞きます.200m以上ではジグを動かせないからフォールが効く,だからスローピッチジャークが強いなどという方もいらっしゃいます.
果たして本当か?個人的には気になるところです.
ここでいう上げのアクションというのはしゃくりあげたときにジグが自走した後,横を向くアクションと定義しておきます.
言い換えれば,ジャークによってジグを横向かせる,飛ばすアクションのはどの程度の水深まで可能か?ということです.
これについての正確な答えを私は持ち合わせていません.
しかし,経験則から今のところ何メートルまではしゃくって横向かせることが出来るかは分かります.
私の経験ですが,320mまでは横向かせることが可能だと思っています.
その根拠として,エビチャレンジと呼んでいる物があります.
これはフックを前後,計4本つけた状態で,何メートルまでエビ,つまりジグにテーリングさせられるか?という摩訶不思議なチャレンジです.重いジグをつけて硬い竿でしゃくるだけ.
テーリングというのはリアフックがリーダーを追い越して起こる現象なので,テーリングさせられるぐらいジグを動かせるということは十分ジグを横向けられるものと思います.
これで私が実際にテーリングさせられた最大水深が320mということになります.
ちなみにですが,250mぐらいまでは意図も簡単にテーリングさせることが出来ます.
ジグを飛ばした後フォールまでの浮遊時間もあるので,100%横向けられていると思います.
ちなみに,320m以上ではまだエビチャレンジをしたことがありませんが,まだまだ深い水深でもジグを横向けることは可能だという手応えを得ています.
だから,深いとジグはほとんど動かない.と言っている方は,そういうシャクリやタックルならほとんど動かないというだけで,動かしたい人は適切なタックルチョイスやジャークできちんと動くものと私は思ってます.
※ジグを飛ばさないと釣れないとかそういう話ではないので,ご注意下さい.
② フォール中,竿で感じられなくてもジグは意外と動いている?
これは悪魔の証明のようなもので,実際に潜ってみないとわからないのですが,個人的にはフォールといえど,ジグは結構動いているんじゃないかなぁと思ってます.
もちろん,ジグの特性や,使うウェイト,ラインの太さ,水深によって話は変わってきます.
ジグのフォールスピードが変わったりするようなイレギュラーなアクションは起こしていないまでも,例えば,圧力中心と重心が異なるようなジグの場合には,錐揉みしやすくなるので,フォール中,海面方向から糸のラインテンションによって引っ張られているとしても,結構動いている可能性が高いと推察しています.
さらに,重たいジグを使えば使うほど,フォール中のアクションをラインテンションが阻害しないため,意図したフォールアクションが出ると考えています.
このあたりはまだまだ考え中なので,そのうちまとまったら詳しく書きたいと思います.
ただ,フォール中,アクションしていることと魚が釣れることはこれもまた別問題だと思っているので,動いているから良いというのは間違いだと思ってます.
とはいえ,ジグのアクションと魚のバイトには何らかの因果関係はあるでしょうから,そのあたりを深く考えていくのがジギングの醍醐味といえるのかもしれません.
ということで,今日は適当な記事でしたが,皆さんの考える機会になればと思います.
でわ.
コメント
こちらでは、はじめましてです。
以前、栄真丸でご一緒した者です。
毎記事、とても興味深い内容で何度も読み返しています。
船では、あまりお話できなかったので次回ご一緒する機会があれば
色々とお話できたらと思っています。
これからも、更新楽しみにしています。
おはようございます.
こちらこそ,この前は同船ありがとうございました!
また,よろしくお願いします!
なるべる今まで通り更新できるよう頑張ります(笑.