どうもです.
今回はガーミン魚探の簡単な実験になります.
Garmin魚探の便利な自動等深線作成機能,QuickDrawContoursの小ネタです.
QuickDrawContoursの共有はGARMINの公式サイトQuickDrawコミュニティーを使えば,簡単に出来るのですが,これを使うと,自分の取得した情報が全世界にばらまかれてしまいます.まぁ,別にそれはそれで構わないのかもしれませんが,よくは思わない人もいるでしょう.
ということで,出来れば,クローズドな環境で仲間内で共有したいというときに簡単に合成ができるのか?というのが今回の実験です.
結果から言えばこの記事を書いている時点ではNoです.
ただし,今後,可能にすることができるかもしれません?
Noと決めつけるには早計だとも思いますので,今後のために,検討したこと,わかったことを書き記しておきたいと思います.
QuickDrawContoursの情報はSDカードのGarminフォルダの中のQuickdrawというフォルダに保存されます.
このQuickdrawフォルダの中には ContoursLog.svyというファイルと,Contoursというフォルダがあります.
.svyは GIS(地理情報システム)ファイルの一種で,緯度,経度,シェープ(これがクイックドローの等深線情報だと思われる)が格納されているファイルです.
これをクイックドローコミュニティーのアップロードすることで,自分の持ってる等深線が全て全世界に公開されてしまいます.ご利用は計画的に・・・.
Contourフォルダ以下にはmap_information.binというバイナリファイルとクイックドローの記録ファイルと思われる.qdcファイルが種々のフォルダに格納されて入っています.
とりあえず,SDカード①のContoursフォルダ下にある.qdcファイルを合成したいSDカード②の中のContoursフォルダ下にコピーしてみましたが,等深線は更新されませんでした.
とりあえず,本体はどのファイルを読み取って等深線を表示しているのか知る必要があると思いました.
そこで,SDカード②のmap_information.binをSDカード①のものと書き換えました.
それで表示させると?SDカード①の等深線マップに切り替わりました.
バイナリファイルの容量は非常に小さいので,Garmin魚探は一旦,map_information.binを読みに行ってから,各フォルダの中身の.qdcを使って等深線を描画しているということが分かりました.
なので,上手いことbinファイルが解読できれば,いけるんじゃ?
と思って,binファイルをバイナリエディタで開いたところ・・・・
まあ,こんな感じで,意外と00が多いので,なんとか解読できそうかも?ってレベルです.バイナリファイルは4,608 バイトなので,まぁ,なんかわかればいけるかもしれません.
とりあえず,海外のフォーラムを見てみても,map_information.binの合成は出来ないと書かれてありました.
という感じです.
次に,2スロットタイプのGarmin魚探を使って,マージできないかやってみました.
が...これもだめ.既にQDCのファイルが存在すると警告が出て,合成は出来ませんでした.
・・・・残る方策としては svyファイルをなんとか変換して,マップとして読み込むという感じかなぁと思っているところです.
と・・・微妙に希望がアリつつも,現状は出来ないという感じになりました.
合成できなくても当面困ったことにはならないので大丈夫ですが,何か進捗があれば記事にしたいと思います.
でわ.
コメント
Android版のactivecaptainですが、
garminフォルダーに下記アドレスのファイルを、
quickdraw のフォルダーに魚探内のquickdraw フォルダーの
Uフォルダーをそのままコピーすると
スマートフォンに自分の探ったポイントと
日本沿岸地図が表示されました。
使いやすくなったのはあるんですが、
何か合成のヒントになりますかね?
https://www.dropbox.com/s/kko6s3gu339opdw/JapanGISBaseMap.img?dl=0
コメントありがとうございます.
ファイルは地図ファイルですね.これは私も持ってます.
これとクイックドローの合成とはまた別の問題だと思います.
情報ありがとうございました.