Garmin魚探 | GT41-TM振動子 | 深場での活躍編 | 極秘アカムツのポイント教えます

どうもです.

一部からだけ人気の魚探の話.
釣りは魚探のことがわかれば,また少しだけ楽しくなります.
特に戦略的に釣りたい人は.

小難しいことを考えたくない人は向かないかもしれません.

で,今回は,ココ最近の中深海ラッシュの中で,いくつかGARMIN魚探の威力を感じた絵が撮れているので,それをご紹介したいと思います.

私がメインで使っている振動子はGT41です.GT51でもちゃんとSplit-Frequencyを使いこなせば同じようなことが出来ます.※Splitは魚探のモデルよって出来ないものも有ります.

深場ではサイドビューの意味がほとんどないので,基本的には260kHz,200kHz,50kHzの3周波数を発振しながら,魚探の画面を見てポイントを決めています.

周波数の違いについて,詳しくはまた魚探基礎の記事で書こうと思っていますので,ここではざっくりとした話をすると,周波数が低いほどビームが広がりますが,細かいものが見えにくくなります.ただ,E=h c /λの式に従って,波長が長いほど高エネルギーとなるため,深いところまで届きます.逆に周波数が高いほどビームが狭くなり,細かいものが見えて,エネルギーは小さくなり,深いところまで届きにくくなります.

つまり,周波数の低いものは船の下の幅広い領域の平均情報を,周波数の高いものはまさに真下だけの情報を拾って魚探に表示するということです.

これが顕著にわかる画像を一つ.ご紹介します.

左が200kHz,真ん中50kHz,右が260kHzとなっています.
このように,50kHzでは比較的なだからに落ちているように見える場所ですが,実際はかなり壁になっていて,200kHzでもその壁ぐらいは捉えられておらず,260kHzになってようやく壁っぷりが分かるような感じです.
だいたい,魚はこの壁の付け根に居ることが多いです.
※壁から離れて場所も条件次第でポイントになるので,絶対ではありません.

壁に向かって垂直に潮が流れている日はダラッと長く流せばいいだけなのですが,壁と水平ちかくに流れている日などはどれだけタイトに壁に寄せられるかも勝負になったりします.
そういうときに壁の場所を正確に把握できるClearVu振動子は役に立つと思っています.

ちゃんと魚を狙って釣っている人は青物のように活発にエサを追う場合出ない限り,10mもポイントから離れれば喰わないことを知っています.200m下の10mあるいは5m四方ピンポイントに落とす技術も時には必要になってきます.
それがやれるようになってはじめて「狙って」釣ってるってことになるのかなと.

さて,次です.
このように,基本的には深場でのClearVuの威力を見せたいと思います.

これも同じようにCelearVuの威力がよく分かる画像だと思います.
壁の形もClearのほうがよく分かりますし.

実際,この画像のどこかがアカムツのポイントです.
実績もあります.
これ以上は・・・一部から苦情が出そうなのでやめておきます.
でも,こういう地形のところを釣っているというとが分かると,アカムツの動き,食うポイントなんかも想像しやすいですよね.

こういうのを見ても,50kHzが結構広がっていて,200kHzと260kHzは結構シャープであることが分かります.

200kHzと260kHzは比較的近いイメージを書きますが,それでも260kHzでなければなかなか分からない地形もあります.
それは水深200mを前後の数メートルのハンプです.

例えばこんな感じ.

 似たような図ですが,全く別の場所です.

50kHzでは全く埋まってしまって,フラットにみえますが,実際の地形は結構変化があることが分かります.200kHzでも正確なブレイクラインの場所はわかりにくいですよね.
見慣れてたら分かるんですけど.

じゃあ50kHzは要らないのか?というと全くそうではありません.
幅広い場所の平均値を映しているので,200kHzに魚が映ってなくて50kHzに映る場合は近くに群がいるということが分かりますし,地形変化も200kHzなどには鮮明に出ないけど50kHzには鮮明に出ることもあります.
例えば・・・

こんな感じ.
これをみると,近くにちょっと険しいブレイクがあるということがわかったりもします.

という感じで,複数の周波数を駆使することで,海底の状況をより把握しやすくなります.

個人的にはこの50kHz,200kHz,260kHzの組み合わせは好きですが,よく用いられやすい周波数でもあるので,近くに同じ周波数の船が居ると結構ノイズが出ます.
やはり自由に周波数が変えられるFullCHARPはそれはそれで有益ですね.

カヤックからだとこの程度で十分ですが,大型の船だとB175系の振動子を複数積みたくなりますね〜.

ということで,今回は魚探ネタ,ClearVuの威力と,ががそれだけではダメという記事を更新してみました.

※ここで書いているのがアカムツポイントのすべてではないので,誤解なきようお願いします.

でわ.

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