ディープライナー遠征 | アカムツ,マニアシリーズ縛り・・・

どうもです.

5月中旬の釣行記更新します!

今年初のディープラナーへ.
アングラーズショップアクアのツアーに参加させてもらいました.
http://www.anglers-shop-aqua.com/
ディープライナーのジグの取扱数では日本一だと思います.
その他のジグもあります.

鹿児島から室戸というとなかなか遠いんですが,週末を利用して土日釣りしてギリギリ帰ってくることが出来ます.

金曜日夕方鹿児島を出発.
佐賀関から九四フェリー乗って佐田岬の三崎へ.
三崎から下道使って室戸まで.ゆっくり走って朝4時着.

今回は2日間西村船長におせわになりました.

初日は室戸沖でカンパチ狙い.

潮は...激ユル.
イヤーな感じです.

魚は居るけど全然反応していない感じです.

一発狙いでシャクっていたんですが・・・・

結局チカメキントキを2匹釣って終了でした.

しかし,ここのチカメ,超ビックなので美味しいです.

何が悪かったのか?どうしたら釣れるのか?よく分かりません.何やっても釣れない日もあると諦めるのは簡単ですが,もう少し足掻いてみたいところです.

船中いい感じのチャンスも無く終了.

次の日はアカムツ.
室戸沖リベンジでも良かったんですが,昨日の今日で状況が改善するかどうかもわからないですしね.

夜の飲み会で何故か私がマニアシリーズ縛りで釣りをすることに.
マニアシリーズとはディープライナーの全ジグラインナップの中で600g以上のジグを指します.

アカムツなんて400gぐらいまでのジグでしか釣ったことありません.
600g?食うの?
よくわかりません.

アクア店長の喜熊さんは600gのOvoで2匹釣ったことがあるそうで,お客さんが800gのSPY-Vでアカムツを釣ったのを見たのが見たことある中で一番重いジグで釣れたアカムツだそうです.

ちなみに,この記事をご覧のみなさんはどれぐらい重いジグでアカムツを釣ったことがありますか?コメントで教えてください.

で,何故か私がこの記録にチャレンジすることになったのでした・・・・

鹿児島の場合は,まだまだ開拓って感じの釣りが多いので,実績の多い釣り方をしてしまいがちで,あんまり引き出しが増えないなぁと実感していたのでいい機会かなと.

朝一はカンパチタックルPE3号で650gを落としました.(アカムツ釣りなのに)
まぁ,流石に食ってくることはなく・・・・.

というか,こんな変な釣りしてたら周りも釣れてないのに自分だけ釣れるってほぼ不可能です.周りの様子も見ながら模索します.

さすがにカンパチタックルはやりすぎたので,ラインだけ落として,竿はそのままでチャレンジ.しっくり来ません.
ジグが重い分感度は良いので,ジグがどう動いているか,イメージしやすいです.
イメージどおりに動いているわけではないと思いますが,イメージは大事だともいます.

竿が硬いので,番手を落としてみますが,しっくり来ません.
ラインが細すぎる(1.2号)なので,ちょっと伸びてる感じと,フォールさせるときの抵抗が小さすぎる感じがしました.

一応,釣れるか釣れないかは置いておき,気持ちよくしゃくれるセッティングを出すことに・・・.

結果PE2号にプロパゲート6番に落ち着きました.
セッティングが出てからは,釣れてもおかしくない!と思ってしゃくりますが,周りが釣れる中,私には来ません.650gが悪いのか?ジグのアクションが悪いのか?試行錯誤しますが,脱出できず.

気づけば私ともう一人以外は複数匹釣ってる!みたいな状況.

シャクリも色々考えてみて,色々試します・・・・.
いっそ,底をズルズルしてみていたときに・・・当たり!!!!!

正直アカムツじゃなくてもいいので,なにか魚が釣れてほしかったため,うおー!当たったー!と一気にテンション上がりましたが・・・

これがウミヘビ・・・・.
爆笑.

でもまぁ,魚が拾えることは分かりました.

で,船中,ボコボコ釣れる時合と水深になったところで・・・・
ズル引きしていたのをやめて,ちょっと上の棚を誘うことに.
これが功を奏したのか?まさかのアタリ!

ジグが重すぎて叩きが弱々しいですが・・・・

アカムツでした(笑.

とりあえず店長超え.

ここから普通の釣りに戻しても良かったんですが,どうせなら・・・ってことで850gへチェンジ.

船中フィーバーしている中・・・・・アタリ!!!
これがアカムツだったら記録更新だー.

と思って上げてきたらアカムツ(笑.

みんなも喜んでくれました.

今回はこれ以上重いジグは家に置いてきたので,850gのまま釣り再開.
まぐれではなく,再現性があるかどうかを確かめます.

・・・・・あたりました・・・・

アカムツでした・・・・

で,沖上がり.

結局,650gで1匹,850gで2匹のアカムツを釣ることが出来ました.

何だと思って食ってきているのか?謎です.
ハリを食っている説もありますが,私はちょっと懐疑的です.

今回はちゃんとシャクって,2匹は上針にフッキングしてました.

謎です.

謎ですが,とりあえず850gでもアカムツは釣れるということが分かりました.
固定観念ってよくないですね.
これじゃ釣れないとか,これは釣れるとか.
視野が狭くなって,新しいことにチャレンジ出来なくなります.

たまにはぶっ飛んだ釣りして視野を広げたいものです.
また良い経験になりました.

今回もお世話になった方々ありがとうございました.

今年のディープライナーはあと2回予定しています.
室戸沖でカンパチ釣りたいんですが,なかなか難しいですね.
潮が流れてる日に1回もまだ当たってないので,せめて1ノットぐらいでいいので流れている日に行ってみたいです.
流れてないからといって諦めてはいけないので,また色々模索したいと思います.

でわ.

釣果(ジギング2日間)
チカメキントキ×2
アカムツ×3
ウミヘビ×1

コメント

  1. Unknown より:

    こんばんは。
    佐藤紀洋さんはハリではなくちゃんとジグに食いついてくるとおっしゃっていましたね。
    アカムツは(魚は?)立体的に物をとらえる事が出来ない様なのでジグが縦(点)で見た時に食いついてくるのでしょうかね?

  2. fortyfive より:

    私も針ではなく,ジグに食ってきていることが多いと感じます.
    それは長いジグを使ったときに顕著で,針のセッティングで掛かり方がかなり変わるからです.
    ジグの胴を食べに来る時,頭を食べに来る時,後ろを食いに来る時があるように思います.
    針の掛かり方からも推測できます.あくまで推測です.

    点で見せるとか線で見せるとかいう話はちょこちょこ色んな人から聞きますが,これについても私は懐疑的です.
    瞬間においてはそれでもいいのかもしれませんが,その効果がどれほどあるのかはよく分かりません.

    立体に捉えられないというのはどういった意味で使われているのか分かりませんが,人間の目でさえ,3Dでものとを捉えるということは出来ません.左右の目で見てその差分から脳が立体として認識させているに過ぎません.片方の目で見る情報は紛れもない二次元情報です.テレビの画面も2次元ですが,人間は脳の働きによってテレビの中には何か空間があるように認識していると思います.

    ということで,魚に限った話ではなく,基本的にレンズを使った視覚の場合,ある意味では2次元に物は見えています.
    あとは脳の処理でどこまで3次元として空間認識できるかだと思います.

    個人的には5感という言葉があるように,魚の視覚ばかりを気にしてもものを考えるのはちょっと違うのかなと思います.

    空間認識に関わるのは視覚以外には聴覚と触覚であると思います.
    海水はそこそこ粘度のある流体なので,波動を感じる側線の機能にも注目しないといけないと思いますし,ジグが出す音も実は重要なファクターだったりするかもしれません.

    私の感覚では,視覚的なものよりもジグの出す波動のほうが食ってくる,食ってこないを大きく決めている気がしています.
    このあたりのデータは数が少ないのでなんとも言えませんが,同じジグを使っていてもたくさん釣る人とそんなに釣らない人の差がでるのはそういうことなのかなと思っています.アクションといっても,視覚的な効果と波動的な効果の2つがあるので,これもまた何が正解かは分かりません.

    いずれにしても,何が正解かを知るのは難しいのが釣りだと思っています.
    色々考えて,それで楽しむのがいいんじゃないかなと.

  3. あおみの より:

    いつも更新を楽しみにしております。
    自分のMAXは600gですね。千葉県は黒潮の影響があるので、150Mでも500gとか頻繁に使います。ただ850gは、さすがに持っていかないので・・・
    こういったチャレンジは非常に面白いと思います。

    ジグの波動ですか。なかなか面白い観点ですね。
    ハリ食ってくる派の自分ですが、空間認識以降の文面は、
    自分がブログで書いている点と似ていて少し安心しました(笑

  4. fortyfive より:

    どうも、コメントありがとうございます。
    私も普通のアカムツジギングであれば500g程度までしか持って行きませんが、今回は室戸沖のカンパチ、マハタとの連チャンだったので、それ用のジグが積みっぱなしだったため、成立したチャレンジでした。
    トカラなら1kg〜1.2kgぐらいまでカンパチジギングなら持って行きます。

    ハリに食ってくることの反証はわりと簡単に出来ます。新品のアルミホロのジグを用意して、ハリを付けずに落としてください。
    泥質の底質場においてアカムツの犬歯と思しき歯型がついて帰ってくることがあります。
    周りがアカムツ釣れている状況でです。
    つまり、アカムツはジグに食ってきているということかと思います。
    ただ、ハリに食ってきていること「も」ある可能性もありますので、これをもってハリに食ってこないと言い切ることはできません。
    何が本当かは分かりませんが、出来るだけ分かるような実験的事実は重要かと思います。

    波動はアカムツにとってはあくまで説に過ぎませんが、多くの魚にとって、側線という感覚器が備わっている以上、無視できないものだと思います。
    色々なルアーフィッシングの世界で、ルアーの出す波動とバイトの関連性は議論されてきたことだと思うので、私独自の新しい視点だとは思いません。

    貴殿のブログを存じ上げないので、あまりよくわからないのですが、脳構造とか、認識とかそういうことはさて置き、生物学的にわかっていることは分かっていることとして真実であろうかと思います。

    今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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