どうもです.
こういうネタは何回か書いているので,日々ブログを読んでくださる方には耳にタコができることだと思います.
釣りあるあるだと思いますが,PEは何号を使ったらいいでしょうか?という話.
そもそも,釣りのスタイルの話をせずにタックルの話をすることがナンセンスだと思っています.
例えば
トカラ カンパチ タックル
というようなワードで検索をかけると色々なサイトがヒットします.
当サイトもいくぶんか上位にヒットします.
人によって,書いてること全然違いますよね.
例えば・・・・あるサイトはPE6号をメインにし,細くても4号.他のサイトはPE3号〜4号,あるサイトは3号〜6号.
何を信用していいか分からないですよね.
もちろん何号のラインを使ったら良いかなんて状況や魚種によるわけです.
従いまして,何号を使ったらいいのか?を考えられるようになることを目的として記事を書きます.
Eラインの何号を使用すればよいのか?
という疑問に答えるための私なりのフローを以下のように考えます.
1)釣りたい魚の魚種,大きさ,釣り方を決定する
2)釣りたい魚の生息地を調べ,どこで釣りたいかを決定する
3)釣りたい魚を釣り上げる具体的なプロセスを仮定する
4)そのプロセス内で必要なラインの強度を考える
5)④の強度見合ったPEラインの号数を自分が組めるノットのレベルに応じて選択する
以上です.
つまり,何が言いたいのかというと,PEラインの号数なんてものはあとから決めるものであるということですし,ただの号数にはほとんど意味がないということです.
最初に話題に出しました色々なサイト.
PEの号数ありきで書いてあるようですが,なぜその号数でなければならないのか?ということをちゃんと説明されていることは殆どないと思います.
なんでPE6号使ってるんですか?と聞いて,本当に納得のいくような解答ができる人がどれほどいるでしょうか?
「分かった上で」強いラインを使っている人がどれほどいるでしょうか?
ほとんど居ないと思います.
分かった上で自分なりの場面想定で,その号数を使うほうが良いと思っています.
1〜5のプロセスで一番難しいのはおそらく3だと思います.
例えば,トカラ列島で10kgオーバーのカンパチをジギングで釣りたい.と思うことは簡単です.
しかし,それをどういうプロセスで釣り上げるのかは明確な考えを持つのが難しいと思います.
とはいえ,このプロセスを考えることが釣りの楽しみでもあると思いますし,正解ということは無いと思うので,自由な発送で自分なりの仮定を持って,さらにそれを現場で試行して結果を仮定にフィードバックし,ブラッシュアップされていくものだと思います.
なんの戦略性もなんの意味も持たないまま,PEの号数を選ぶことは思考停止を助長すると思われます.
思考停止したらその人の釣りの進化は止まると思います.
ということで,私の考えを書くことは敢えてここではやりません.
ただ,過去にはそれなりに考えを書いておりますので,以下のような記事も参考いただけると幸いです.
ラインシステム強度論 PE3号の限界
太いラインで釣りを成立させられることこそが上手い証拠だと思う話
掛けなければ始まらないのか,獲れなければ意味が無いのか?
でわ.
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