気鋭のリールカスタムパーツメーカー 「SDK」 アキュレート用ハンドルあり

リール

どうもです.
今,ファンになったら,古参になれるよ(笑.
記事の最後にどこで買えるか?なども書いてますので,最後までご覧いただけると幸いです.

今日は気鋭のリールカスタムパーツメーカーSDKを紹介します.
(※ハンドル貰ったので宣伝します※)
貰ったとしても好き勝手に書いて良いと言われたので,正直に書きます.

唐突ですが,皆さん,リールのハンドルってどうしてますか?
純正のまま?それともどこかのパーツメーカーのを付けていますか?

特にジギングだと,メーカー純正のものだと短いということがしばしばあります.
※メーカーが純正でロングにしないのは色々な理由があります・・・・それはまた別の機会にでも.

ハンドルを長くすることのメリットはそのぶんモーメントアームが長くなり,同一のトルクを生むのに必要な力が小さくなります.つまり,小さな力でハンドルを回せる!ということになります.
負荷の大きくなりやすいジギングでは自分に合ったハンドル,ターゲットに合った適切なハンドル長にチューニングをするのが釣りを快適にする上ではとても重要です.
デメリットは長過ぎると回しにくくなるや,一回転あたりの手の軌跡が長くなる,重たい状態でも巻くことができるようになるので,ギアの摩耗が早くなるといったことがあげられます.ちなみに,ハンドルをちょっと長くしたぐらいではギアはただちには壊れません.(壊れるなら相当安全率を低く設計されているリールです)このあたりの話はまたの機会にでも.

メリットを享受するために,ハンドルを変えたい・・・となった時に
ジギングに使える長さのハンドルを作っているパーツメーカーというと・・・
国内の有名どころではリブレ,スタジオオーシャンマークぐらいかと思われます.
※色々なパーツメーカーあれどジギングに使える長さを作ってるところは少ない・・・
また,小規模で作られているところでは嶋田工房やミゾハン,TSSなどがあります.
以前はCCMという個人でやられているところもありましたが閉業されました・・・(私のアキュレートのハンドルはここのがメインです.あとは海外メーカーがちらほらという情勢だと思います.

で,正直....痒いところに手が届くメーカーが最近無いな・・・・と正直思ってました.
自分は自分なりの考えがハンドルに対してあります.こういうハンドル欲しいなと思っても無い!
特定のメーカー(例えばアキュレート)のハンドルはそもそもほとんどのメーカーでラインナップがない!

で,そこに最近,登場したのがSDK.

オリジナルブランド「SDK」► セキダイ工業(加工業者が拘りぬいた”国内産””総削り”によるアルミ・チタン製釣具)
当社セキダイ工業はものづくり企業として受託製造を専門としていますが、今回、高い技術力と経験を活かしオリジナルの「釣具」製作に挑戦しました。多くのメーカーが「ファブレス製造」を行う中、当社は製造元が明確な完全日本製の商品を提供します。小規模企...

SDKは切削加工を本業とするセキダイ工業株式会社内に発足したブランドです.
セキダイ工業さんはF1やMotoGPといったレースの世界の部品をワンオフで請負ったりしている会社なんです.

セキダイの釣りをする社員さんが立ち上げられました.

現在のハンドルラインナップは・・・
マーフィクス用とテラ用とアキュレート用・・・・のみ・・・???
いや絶対最初に行くところ間違ってるよね?と思うラインナップです.
うん.儲けとか考えてないのかな??
自分が欲しいと思ったやつ,知り合いから欲しいから作ってって言われたやつを作った感じですね.
こういう雰囲気のメーカー好きです.

はい.アキュレート用のハンドルがこちら.

これが純チタンハンドル.素地ままです.軸間120mm,
正直,チタンで作る意味は・・・あんまり無いと思います.

ただコレびっくりするのはオール切削加工で作られてるんです.

ステンレスやアルミ合金板をベースとしたハンドルアームは通常,コストカットの面から,板からカットした後,曲げ加工でクランクを入れる.もしくはそのままストレートで仕上げ.
という手法で作られることが多いんですが・・・.
こちらのハンドルはクランク部分もすべてブロック体からの削り出し.
切削加工メーカーとしてのこだわりを感じます.
制作費用は曲げで作るのものよりも遥かにかかります・・・.歩留まりも悪いです.
自社で削れるのは強いですね.

あと,チタンで作る意味はあんまり無いと言いましたが,チタンは結構切削加工がやっかいな金属です.
チタンでも作れるぐらい切削加工技術あるよ.というアピールのための製品ではないのかな?と思います.
こちらは購入することもできます.ブルジョアな雰囲気を味わいたい人は公式ショップから(笑.

公式ショップはこちらです

SDK powered by BASE
SDKは「日本製」と「総切削」にこだわった釣具販売メーカーです。自動車部品や航空宇宙関連部品などを手掛ける自社工場で設計・製造しているため、品質には自信があります。基本的には在庫販売となりますが、予約販売や受注生産にも対応しております。既存...

こちらが本命?のアルミアーム.

超ジュラルミン製です.シルバーアルマイト加工済み.
全て切削加工.贅沢です.寸法等はチタンと同じです.
そして・・・驚くほど軽いです.
もしこれをステンレス製で作るとなると・・・比重的に3倍の重さになります(笑.
さらに通常の曲げ加工のステンレスハンドルアームだとここまでの肉抜きはできないため,もっと重いと思います.

ちなみに,アルミ製のこのアームでハンドルポストを除いた重量は20gです(笑.ハンドルポストはシマノBタイプかDタイプどちらを入れるかで変わってきますが,7g〜8g増しだと思います.そう考えると・・・ハンドルポストの重量って結構ありますね・・・.
ステンレスのアーム使ってる人は・・・・正直こっちに変えるだけでかなりのダイエットできます・・・・.

とにかく軽くて綺麗なハンドルアームです.

あと1点・・・・言及したいのが・・・アキュレート用ハンドルアームの2スピードの使用で大事になるのは実はハンドルの厚み・・・.
純正厚みは多少ばらつきありますが,だいたい4.7mm〜4.8mmぐらい.
これにハンドル厚みを合わせておかないと,ローギアに入れたときのプッシュピンが通常位置よりも手前になってしまい,ギアが上手く噛み合わず,強い負荷をかければギアの歯が舐めます・・・・.ちゃんと分かってる人はプッシュピンにシム入れてます.
厚み5mmハンドルでもちょっと嫌だなーと思うのが正直なところ.稀に厚さ6mmのハンドルをつけている人がローギアに入れて巻いててギア飛んでるところとか見て文句言ってるのをみたりしますが・・・・.いやそれ・・・どこが売ったの!?と思う次第です.なにも分かってない人が売ればそういうことになってしまいます.

で,このハンドルは厚さを純正に揃えてあります.
そういう抜かりないところ良いです.

これだけ肉抜きしてて強度大丈夫なの?って話ですが,結構実釣で試してますが,今のところ問題ないかなと思います.人間が思いっきり板厚方向へ曲げようとすると曲がると思います・・・.

購入できるところですが,現在では先ほどリンクを貼った公式のBASEショップとNESTというショップのみとなっています.
NESTさん・・・のヤフーショッピング見るとめちゃくちゃやる気ない感じで大丈夫か?
と思うんですけれど,とりあえず売ってます.
在庫あと2つ?3つ?のみ?のようです.

で・・・・シマノ用とか作らないんですか?と言ってたら,試作されてました.
これは試作品ですがいただきました.

シマノM8タイプです.※ファーストサンプルなので,削り方とかはまだ詰めてないとのこと.

オシアコンクエストにぴったりの色合わせ!!
私,ゴムボートではオシアコンクエストも使ってます.このオシコンってゴールドなので,ゴールドのハンドルつけたいなって思ってる人かなり居ると思うんです(個人的に.
でもゴールドのロングハンドルって無いんですよね・・・.旧オシアジガー リミテッドのハンドルがつくんですが,もうメーカーディスコンで謎の高騰してたりします・・・.
わざわざオシコンのためにゴールドで作ってくれるところなんてないんじゃ無い?と思ったらありました(笑.

もう少し切削加工の工程とかあまり綺麗じゃ無いところ?を詰めて販売されるみたい?です.
同様にシマノ用はジガー用もラインナップ予定・・・とか??
普通そっちからやるよねって話です.

アキュレート用.今120mmしかないですが,今後は軸間のラインナップが増えたり,ちょっと変わったハンドルも出るとか出ないとか・・・?
自社で設計,切削やられているので,試作のスピードが速いです.

今はハンドルだけ作られていますが,リールパーツ全般視野に入れているようなので・・・.
面白いリールカスタムパーツが今後登場するかも?しれないですね.

色々これから楽しみです.

今知っておけば・・・数年後,初期から知ってるよって自慢できるかも?なSDKの紹介でした.

でわ.

コメント

タイトルとURLをコピーしました