最初に
ついに・・・・恐れていた?事態が.
愛用するPEジガーULTが廃盤になりました.
思えばもう発売から約10年.自分はこのラインをどのラインよりも使ってきたと思います.
惜しい・・・けれども売るためには仕方ないのかもしれない.
で?後継製品は”アメイザー”という商品になるようです.
実際,1200m巻きだけ置き換わってなくて,それ以外の短尺はすでに置き換わってます.

まずみて思ったこと・・・価格,高?くなった?
あと,強度上がった??
それだけ.そしてなぜか1200m巻きにはローストレッチプロセッシングのロゴなし.
うーん?通常のアメイザーX4と違うのか違わないのか謎が深まるところ.
嬉しい点は色分けが変わってないところ.緑→紫→赤→青→オレンジはもう頭に染み付いてるので.
コレ結局・・・・10年経って売れなくなったからほぼ名前変えただけ!(だと思う.うん.たぶんだけれど.マテリアル変わってる?なら・・・・ちょっと怖いですね.強度テストなどは近々やってみる予定です.一応,そう言う前提で,ここからはX4(4本組)だけ,冷静に掘っていきます.
まず,何が変わったのか(X4).
“3%低伸度”は継承されている様子.通常版のアメイザーX4は破断伸度3%の超低伸度設計をはっきり明記(PEジガーULTは曖昧だったような?.さらにSSP(スムースサーフェイス)+LSP(ローストレッチ)を両方採用(1200mにはなぜか書いてないけど)と書いてあり,従来のULT 4本組で愛してきた低伸度に,滑りと耐久のチューニングを積み増した,という見立てができそうな気はします.一応,各ブログなどを参考にすると,耐久性UPは謳ってある様子.
旧ULT 4本組と強度比較“数字”でだけ比べると…….
- 1号はULT=16lb→AMAZER=21lbで+約31%
- 1.2号はULT=20lb→AMAZER=26lbで+約30%
- 1.5号はULT=25lb→AMAZER=32lbで+約28%
- 2号はULT=35lb→AMAZER=38lbで+約9%
- 2.5号はULT=40lb→AMAZER=45lbで+約13%
- 3号はULT=50lb→AMAZER=52lbで+約4%
- 4号はULT=60lb→AMAZER=63lbで+約5%
この“素のlb表記”だけ見れば,細糸のほうは同強度なら1ランク細く使える場面が増えそう,というのが第一印象.
価格は高くなったのか?(体感の話).
- メーカー表記だと,アメイザーX4の希望小売は200m=5,000円/4,000円,300m=7,500円/6,000円,600m=15,000円/12,000円(号数で2レンジ).一方,旧ULT 4本組はオープン価格扱いが多く,実売は200mで2,700〜3,400円台に落ち着く店が目立っていました.
- 現在の実売はアメイザーX4も割引が入って200mで2,600円台の事例あり.“定価の見せ方が変わったぶん高く見える”けど,店頭の値付けでは拮抗,というのが正直なところ.(もちろん時期と店でブレます).
- 1200m巻きに関しては,PEジガーULTが私調べで大体12000円〜17000円で売られていたと思うんですが,アメイザーの1200mは今のところ13000円〜18000円ぐらいで,お店によって異なりますが1000円〜2000円ぐらいの値上げの感じはします.
つまり「定価は上がったように見えるけど,ユーザーが払う実売はそこまで変わらない(時もある)」という感じはします.結局はどこがどれぐらい安く売ってるか?な気がします.
今ならPEジガー特価で買えるぞ?
最後に,「ULTは本当に廃盤?」の補足だけ.公式の製品一覧はアメイザーに置き換わっていて,ショップ側では**「廃盤につき特価」表記も散見されます.一番安いところで1200mが1万円で見ました(もうだいぶ売り切れてました).
――というわけで,自分は特価をいくつか仕入れてるのでまずはそれを使うとして・・・新しいアメイザーがどういうもんか?まずは短尺のX4から触ってみて,強度テストやら色々調べつつ,どうせいつかそっちに移行しないといけないんだから・・・・って感じで考えてます.糸鳴りが軽減したのかどうかとか気になるところは多いです.
コメント