DJI osmo action 5pro インプレ 不具合あり 船釣り動画撮影

小物

どうもです.
今回はアクションカメラのインプレ,簡単に書いていこうと思います.

これまで使ってきたアクションカメラと不満点

アクションカメラに手を出して早10年.
国産のJVCやらRICOHやらを,自分の釣りの記録用に使ってきました.

主な用途は海での釣りの撮影で,遊漁船だったりカヤックだったり.
ただし,以下の不満点や面倒さがあって,ここ数年はほとんど使っていませんでした.

  1. 手ぶれ補正が全然だめ
    遊漁船などはかなり振動のあるところにマウントするので,ちょっと揺れが激しいとかなりブレる問題がありました.
  2. バッテリー持ちが悪い
    替えのバッテリーを3つぐらいは持っていかないと1日中の撮影には耐えられない.
    バッテリーを変えたりする時間が億劫でした.
  3. 音質が悪い
    できればピンマイクで音声は録りたいけれども,そこまでのモチベーションはない...
    標準マイクで遊漁船だと,かなりエンジン音を拾ってうるさい.
  4. 画質も悪い
    5年前ぐらいの機種の話ですが,1080pといっても全然画質が良くなくて,萎えてました.

と言うような感じです.
Goproという選択肢もありましたが,スペック的に全然満足できないし,友人が使っているのを見ても熱暴走しすぎ問題がありました.

DJI Osmo Action 5 Pro発見

去年の暮れ頃,久しぶりにアクションカメラ業界をチェックしていたところ...
ドンピシャでハマる機種を発見!

それが,DJI Osmo Action 5 Proでした.

Osmo Action 5 Pro - すべてに対応 - DJI 日本
Osmo Action 5 Proは、画期的な高画質を備えたアクションカメラです。次世代1/1.3インチセンサーにより、アクションカメラの画質に新たな標準を確立します。DJIは、初めてアクションカメラに被写体トラッキング機能を搭載しました。...

上記の懸念点については,ざっくりこんな感じ.

  1. 手ぶれ補正:動画のレビューを見ているとかなり綺麗でいい感じ!
  2. バッテリー:1080pなら2時間連続録画可能!
  3. 音声周り:純正のワイヤレスマイクDJI MICが,追加機材無しでカメラにダイレクト接続可能.
  4. 画質:かなり綺麗.

ということで,「これは完璧やん!」と思って購入しました.

1年使ってみての使用環境と装備

今年1年バリバリ使いましたが,概ね満足しています.
満足しすぎて,固定用だけじゃなくて首元カメラとしてもう1台買ったぐらいです.

現在は2カメ体制で日々の釣りを記録しています.
マイクは2つ持っています(電池切れ時の交換用).
バッテリーは純正の替えが2つ,社外が4つ予備であります.
あとはマイクなどを充電できるようにモバイルバッテリーを1つ.

上記の装備で,だいたい1日の釣り〜3日間の釣りぐらいまでカバーして録画できます.

実際の運用感(ジギング1日ベース)

だいたい1日の釣り(ジギング)をやっていて,ジグを落とすごとに撮影するとして...
おおよそバッテリーは1回交換で事足ります.
夏の日の長いときでも2回交換もすれば1日フルで撮影可能.

マイクは1回交換でだいたい事足りますが,充電が早いので,場所移動のときなどに充電しておくといい感じです.

画質・手ぶれ補正・音声について

画質は「めちゃくちゃエグいほど良い!」というほどではないですが,昔のアクションカメラからしたらかなり良くなったと思います.

手ぶれ補正もかなり強力で,遊漁船のかなり揺れるところにマウントしても,光量がしっかりあってシャッタースピードが稼げるなら,全然ブレません.
視野角についても色々モードがあって良好.
レンズの収差も少ないです.

マイクはノイズキャンセリング機能もあり,これを使えば遊漁船でエンジンがかかっていても,かなり静かなバックグラウンドになります.

ということで,かなり気に入ってます.
以下の唯一の欠点を除いて!

唯一にして致命的な欠点:船のレーダーとの干渉

唯一の欠点.

船のレーダーと干渉して,録画がストップしたりする不具合がある.

はい...もう致命的です.
これは無線機能をOFFにしても起こります.
正直,本体側で対策しようがなく,レーダーが来る方にアルミ等の衝立板を置いたりして電波を遮断する以外に対策ができません.

干渉を確認したレーダーはFurunoとGarminですが,レーダーに使われている電波ってXバンドがほとんどなので,どのレーダーとも干渉すると思います.
なので,レーダーを使用した状態での撮影はかなり困難だと思ったほうが良いです....

一部で「ソナーとの干渉だ」という人がいましたが,これは絶対に間違いです(公式がそう言ってるらしいですが,公式がレーダーとソナーを勘違いしている可能性が高いと思います).
自分が不具合が出た状況ではソナー使用は一度もありませんし,周りに船がいる状況でもありませんでした.
また,ソナーのビームは空気中ではすぐに減衰するため,影響するはずがありません.

ちなみに...この不具合,Osmo Action 6でも治ってないっぽいです!(笑).
この問題は本体側の設計の問題で,ファームウェア等で治せる問題ではないので...
レーダー多使用の方は,Osmoシリーズは選択肢になり得ないです.....

osmo actionはだいたい2年に1回の大型アップデートをする機種なので,6は5のマイナーチェンジ版って感じで,コスパもあんまりよくなく,レーダー不具合も治ってないのでスキップ予定です.7でのレーダー不具合解消に期待です.

総評と価格感

それ以外はかなり完成度が高いと思うので,
レーダーをゴリゴリに使う状況ではなく,趣味程度に活用するにはかなり良いカメラだと思います.

ちなみにですが,Osmo Action 5 Proは6が出たこともあってか,よくセールしています.
4.5万円で売っていることが多いですが,ヤフーショッピングなどのポイント還元やクーポン適用など,いい時期を選べば3万8千円ぐらいで買えることもあります.
それぐらいで買えると思えば,十二分の性能かなと思います.

でわ.

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