今年初浮き 桜島 カヤックフィッシング ジギング・鯛ラバ(魚探編:ロランス)

最後の4部,魚探編です.

一応,私が使っている魚探はLOWRANCEのElite-4 HDIです.
入門機ながら,4周波使えて,うち2つは普通の魚探,あと2つはストラクチャースキャン用の周波数になります.周波数と魚探映像の関係についてはまた今度の機会にでも・・・・.
本家のURLはこちらです.
http://www.lowrance.com/en-US/Products/Fishfinder-Chartplotter/Elite-4-HDI-en-us.aspx
本家だと,$300ぐらいで買えるのですが,日本だと5万ぐらいはしますよね.最近,円安影響で更に値上がりしていたような・・・.
ちなみに直輸入だとゾーンディフェンスがあって日本では使えないようです?

と,前置きはこのあたりにして,今回の釣行で撮れた面白い絵を紹介したいと思います.
要は釣れた時の魚探の反応ですね.

まずは,最初のロリネリゴちゃんが釣れた時.

こんな感じです.
垂直に落ちるジグなら高確率で魚探は拾います.
魚探の落ちる先に魚群がいますね.これがロリネリゴでした.

あ,私がやっている一連の動作は以下のとおりです.
①基本的にポイント周辺を回って,船(カヤック)が流れる方向をだいたい把握.基本的には風下にむかって流れます.
②風下からポイントへアプローチ,ポイントを通りすぎて,シーアンカー(パラシュートアンカー)を下ろす.
③パラシュートアンカーが効いて,船が潮となるべく同調しだしてジグを落とす.
④ジグも潮に流され,船(カヤック)も潮に流され,ジグがちょうど着底するときに魚群をかすめる.
という感じです.つまり④となるような位置に②でアプローチしないといけないわけです.割りと先を読んで行動しないといけないですね.

この辺も動画にできたらいいのですが,あんまり魚探の生画面は見せたくないのですよね・・・・.ちょっと考えます.

あとは上の手順以外に,1回着底後,ジグをしゃくりあげて,2回目のフォールの時に魚群をかすめるようにアプローチしたりもします.
また,魚群に対して潮下にジグを落とすのか?潮上にジグを落とすのか?

そういうことを考えながら操船しています.

ご存知かと思いますが,魚探の画像の横軸は「時間」です.縦軸はソナーの解析結果です.
もし,アンカーを打った状態で船(カヤック)が地球に対して完全に静止していると,ソナー画像は真下の魚影の変化だけを追うことになります.
パラシュートアンカー(シーアンカー)やスパンカーを使って流す釣りをする場合,横軸は時間ですが,一定の早さで流れてくれるなら「距離」とも取れます.

で,次の画像です.

これはヤズが釣れた時だったと思います.(動画のやつとは違います)
左側に魚群が映っていると思いますが,ここでカヤックをとめず,一旦,カヤックが流れる方向に向かって潮上へ昇ります,そこで上に書いた①②③④の手順を実行です.
フォールするジグを追尾する魚影も見えています.
こうしてみると,ジグがかなり上にある状態で既に魚は気づいていて,ジグめがけて浮上している様子が見て取れます.
ちなみに着底後,しゃくり上げてくる途中でヒットです.
このサイズぐらいのヤズ(2kgぐらいまで)だとヒット後,後ろからシイラのようについてくることがままあります.ちなみに本カンパチも2kgぐらいまでは結構ついてきます.なので,ジギング船でネリゴの船中ダブルヒットならぬトリプルヒット,クワドロヒット?(笑)やそれ以上の連続ヒットができるのだと思います.

あとは,フラットボトムですが,ジグの上げ下げについてくる魚群.

で,最後にこれまたヒットしたときの画像ですが,これが2回目のフォールで魚群をかすめるように流す時です.

左端にうっすら最初のジグの軌跡があります.
ちなみに,左(ノーマル魚探200kHz)を見ると,なんでこんなところに魚群が居るの?と思ってしまいますが,右のストラクチャースキャンを見ると,小さな瀬があることが分かります.小さな瀬についた反応だった.というわけです.
ちなみに私は普段の魚探使いではノーマル魚探映像にストラクチャースキャンをオーバーレイするモードで使用しています.

ブロードバンド魚探の特徴とも言えるのですが,分解能がよいので,今回紹介した絵の様にいわゆる塊ではなく,1匹1匹が分解して見えます.
例えば2枚目の画像ではおそらく12匹〜14匹の群れです.

あと,今回,初めてフィッシュマーク機能をONにしてみました(笑.
これは魚と思われるやつがいるところに魚探がフィッシュマークを打ってくれて,おおよその大きさを教えてくれるというスグレモノです!

・・・・と思っていたのですが....ほとんど機能していませんでした(笑.
今回紹介した画像ではだいたい60cmぐらいのヤズと50cm後半のネリゴがメインだったのですが,これらの群れを魚として認識していませんでした(笑.
やはり魚探の生データを見て,経験で判断するほうがよっぽど精度よさそうです.

動画で紹介していないヒットしたときの絵を出しましたが,基本的には動画の時でも同じような魚探の絵が撮れています.

あと,今回は魚探のカタログに載っていてもおかしくないような出来すぎの画像ばかりですが,魚群が映らない時もあります!
それは,
1,ベタ底に張り付いた魚
2,ソロで居る魚
3,動きの速い魚
などです.

後者2つは映ったりもするのですが,Sensitivityを上げておかないと見落としがちです.
ちなみに,今回,バラしてしまった真鯛はほんとにワンポイントしか映っていませんでした(笑.
あと,カヤックではまだ未経験ですが,ちょっと前の魚探なんかを使っていると,ここは絶対いるだろう!と思う瀬周りで魚探の反応はなにもないのにカンパチやブリ,ヒラマサを上げたことは何度もあります.たぶん,ベイトはいなくても瀬についている魚だったのだろうと思っています.そういうポイントで1匹釣れてもなかなか連発しませんし・・・.自前の船(カヤック等含む)で魚がいるだろうと予想される瀬を見つけた時はとりあえずジグを落としてみることをオススメします.

そういえば,久しぶりにLOWRANCEのサイトを見ていたらElite-4 CHIRPなる製品が・・・・ま,HDIでほぼほぼ満足しているのですがCHIRPも使える機会があったら使いたいですね.他にはHDSのGen3が載っていました・・・Gen2すら触ったこと無いのでどこが変わったかはよくわかりませんが(笑.どちらもまだ日本未発売?かな?

魚探についてのウンチクやお遊びは「魚探」のラベルにまとめていますので,PCからご覧の方は是非そちらも見てみて下さい.

もうちょっとしたらReefMaster proを導入して本格的に遊んでみたいところです.

今回のタックルデータ

【鯛ラバ】
    DAIKO SPEAR SRC66M
 + CURADO Type J 301HJ
 +PE:1.5号
【ジギング】
   DAIKO OCEANICS TMOJS-56/06-3
+ TWIN POWER 5000XG
+ PE:2.5号
【キャスティング】
   TENRYU SPIKE SK702ML
+ 08 STELLA SW 4000XG
+PE:2号

※カンパチジギングに一緒に行ってくれる方を募集中です.(2月末締め切り)
 http://kimamanitsuri.blogspot.jp/2015/01/2015_13.html
人数が集まれば早めに締め切るかもしれません.ご興味あるかたはまずは「話を聞きたい」でもよいのでお申込み下さい.

※こっちにも書いておきます
ニコニコ動画にも動画を登録してみました.
ブログ記事と同じ動画ですが,コメントが気軽にできるこっちもよいかなと.
もしよかったらコメントしてください.
http://www.nicovideo.jp/mylist/48180373

さて・・・・明日からのネタは・・・どうしましょうかね(笑.

コメント

  1. かなり鮮明ですね。勉強になりました。
    ホンデックス使ってますが、ローレンスがほしくなりました。

  2. fortyfive より:

    ゴリラーマンさん
    価格比で言えばHONDEXも悪くはないと思いますよ〜.
    ロランスは多機能すぎて嫌!という人もいるみたいです.
    ただ,得られる情報はHONDEXの入門機と比べられないぐらい多いですね.マップ編集やソナーログなども.
    だからといって釣れるとは限らないんですが(笑.ヲタク向きだと思います.
    今ならCHIRPが使ってみたいですね・・・といっても恐らくElite-4 CHIRPが日本に入ってきても7万〜8万ぐらいしそうです.それならElite-5 CHIRPで11万・・・って魚探も上見たらきり無いですね.
    ほんとはヘディングセンサーとかも欲しいんですが,さすがにカヤックでそれは・・・と思っています.

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