昨日(日曜日)の話です.
カヤックフィッシングに行こうと思ってましたが,どうも予報が怪しくなってきて,風裏にいっても絶対うねりが残ってるだろうと思い,早速この間買った竿の調子を見に行ってきました.
お世話になったのは開門,川尻港から出船されている「かいもん丸」さんです.
乗せさせていただこうと前に電話しときに非常に丁寧な対応をしてもらって,乗りたいなぁと思っていたんですが,如何せん普段攻めない水深もやるもんで,躊躇してました.
まぁ,なんとか行けるだろと思って行ってみた次第です.
スロージギング専門船と釣りビジョンのページには書いてあったりしますが,ハイピッチに関して船長さんが否定的でもなく,ハイピッチも全然やってOKとのことでした.
夜明けと共に出船
で,とりあえず朝スタートが150mクラス.
普段乗ってる船ではまず攻めない水深です.かいもん丸さんでは200mぐらいまでは攻めてらっしゃるとのことです.
ちなみにこの日は定員割れだったのに出船してもらいました.
船長さんありがとうございます.
一応,佐多沖は現在で11000円(ただし5人から),開門沖は4人から11000円だそうです.
今,原油高なので,今後改定があるかもしれませんのでHPとか船長さんに直接聞いてみてください.
ちなみに,竹島,硫黄島のプチ遠征もわりと近いので,さほど値段が上がらずに行けるようです.18000円から?
ちょうど乗船者にスローピッチ専門でやってらっしゃる方がいらっしゃったので,見て色々勉強させてもらいました.
でもやっぱり私はハイピッチが好きなので,普通のハイピッチから入ります.
で,食ってきたのは,アカヤガラ.上手い魚なんですが,引きは大したことありません.
この日は一日通して潮が動かなくてヤガラが多かったです.
一番大きいのは同船者が釣られた3.5kg ちょっと体格のいい人の二の腕ぐらいありました(笑.
で,ちょこちょこポイント移動して,スロージギングの方にブリ!(8kgぐらい?)が!
私も続きたいなぁと思ったんですが,ブリはこれ一本でした.
ちょこちょこ移動して,私はヤガラばかり,そろそろスロージギングをやってみるかとこの前購入したギャラハド ロングフォールに持ち替えてみます.
ジグを落としてみます.
しゃくります.んんんん?
どうやったらいいかイマイチわかりません(笑
見よう見まねで試したり,自分なりに1/2ピッチや1/3ピッチ,1/4ピッチ,ロングフォールなんかを試してみたりしてみます.
ほうほう.コツが分かってきました.
(文章では伝えるのが難しいですが,この辺りは数を重ねてから私なりの解釈を載せられたらなと思います)
で,スローピッチをやっていると・・・・ヤガラ!
ほんと今日はヤガラが多かったです.それだけ潮がいってないってことでしょうが.
船中でリリース含めて20本は超えてたんじゃないでしょうか?(3人で)
本日の最深ポイント(170mからのかけあがり?)
で,ボトムから1/2ピッチでちびちびやってると・・・何かかかりました!!!!
ヤガラ・・・とは違うような引きです.
正体は・・・・
アマダイ!初めて釣りました.
いやー,サイズうんうんより初めて釣る魚ってなんか嬉しいですよね.
で,その後,ネリゴ,ハガツオを追加して終了でした.
結果,お持ち帰りはヤガラ4本,アマダイ,ネリゴ,ハガツオでした!
貧果なのでクーラー写真はありません(笑.
ちなみにネリゴはハイピッチでとりましたが,ハガツオはスローでとりました.
ずっとスロージギングに徹していた方は真鯛の5kgクラス,3kgクラス,ブリ8kgクラス,マハタ2〜3kg,ハガツオ,ネリゴ,ヤガラ等々色々釣られてました!
いやー,素晴らしい!
初乗船の初海域ということもあり,勝手がわからないのもあって私はパッとしなかったですね〜.
近いうちにリベンジしたい感じです.全体的にシブい日だったようですし.
あと,スロージギングに関しては私が好きか嫌いかは置いておいて,人気がでる理由はわかったかなと思います.大雑把に書くと,
1.疲れない
2.ハイピッチでは狙いにくい魚種が釣れる(ハタ類全般,アマダイ,真鯛..等々)
3.ハイピッチで釣れる魚も釣れる
だと思います.
繊細さという面において強調されることが多いように思いますが,ハイピッチも同じぐらい繊細だと思います.ただ,入力している時間が短いので,人間側の対応が難しいのでしょう.
スロージギングが上手くなれば,ハイピッチも確実に上手くなると思います.
私はおそらくスロー専門に転向することは無いと思いますが,疲れの合間に上達していけたらなと思います.
ジギングなんて活性ある群れにジグ落とせば簡単に釣れるでしょって片付けてしまっては釣りの面白みがないと個人的には思うので.
あと,かいもん丸の船長さんですが,釣り好きなのが少し話せばわかります.
探究心もかなりおありで,常に魚とお客さんのことを考えてくれる船長さんだと思いました.
これは完全に持論ですが,ジギングが好きでやったことがある船長さんだとこっちの気持ちを分かってくれることが多いと思います.
村越正海さんのブログを引用させてもらいますと・・・
http://blog.goo.ne.jp/murakoshism/e/55819f45a5241841ec39c29f4adf9383
↑こういうのって嫌じゃないですか・・・
ちなみにかいもん丸さんの今後の予定?は一応,
これから1月,2月ぐらいまでは佐多〜開門あたりでカンパチなどを狙いつつ,リクエストがあれば中深海でムツ系ねらいなどもできるそうです.場合によっては200mオーバーもって感じですね.まだまだ深いところは試したいけど試せてないところが多いそうです.
参考までに「私が考える(ここ重要)」 タックルについての注意点をいくつか
1.糸巻き量はミニマムで400m,可能なら600m欲しい
(最近は細糸で600m巻というのも各メーカー出し始めていますよね)
2.アカムツやクロムツなどをやるなら細糸推奨ですが,可能な限り太く.
(潮が速いことが多いのと深場も攻めるため,潮がみを抑えた方が良い,特に中深海クラス(200m〜)であれば1.5号〜2.5号が望ましいかと思います.潮流にもよりますが.ただ,やはり伺うとその水深でも大型のマハタなどがヒットすることもあり,ブレイクも多いようです・・・取れる場合は1.5号で15kgのカンパチとかも取れる場所とか腕次第ですよね.ゲームが成立するかぎり太糸で望むべきだとは思います.
3.使用ジグは幅広い.100g〜600gぐらいを用意しておいたほうがよい.
(よく使うジグは250g〜350gぐらいだと思いますが,深場では500g〜600gでも底が1,2回叩ける程度な時もあるらしいです.浅い水深(100m以浅)では100g〜も使用可能なことも)
4.スローをやるならメーカー推奨ジグ重量は割りと無視してもOK.
(厳密なことを言うと合っていたほうがいいんでしょうが,通常のハイピッチの3倍〜5倍ぐらいまでスローなら使えると思います.例:4ozクラスなら300gぐらいまでは無難に使える)
ぐらいでしょうか.もうちょっとマシにスロージギングできるようになったら改定したいですね.
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