キャッチアンドイート派(釣って食べる)とリリース派(釣った魚は逃がす)この対立はどこまで行っても平行線をたどっているような気がします.
リリース派の中にもいろいろあって,キャッチアンドイート派の中にも色いろある.
もともと,猿と犬,水と油なもので白黒つけようとしたところでどちらが正義でもないし,どちらが悪でもないと思います.
私はどちらかというとキャッチアンドイート.
釣ったら食べる主義.です.シーバス(マルスズキ)やクロダイなどは必ずしもこの限りではないのですが・・・.なるべく食べます.
ただ,小さすぎる個体などはリリースできればリリースしています.
このリリースというのが厄介ごとがつきものです.
釣鉤にかけて陸に上げるという行為は魚にとって相当のストレスであると思います.
陸にあげることで生じる可能性のある魚へのダメージはいくつか考えられます.
ぱっと見える外的損傷(打ち付けたり,擦れたり)というのも考えられますが,あまり気にされていないのが「火傷」です.
やけどというと学問的には少し違うかもしれませんが,そう表現させてください.
論より証拠.
こちらのツイートを御覧ください.
先日、お客さんが持ってきたアイゴ。地面に置いた部分が火傷して腐敗しています。これは例ですが、釣果写真などで乾いた地面への直置きをよく見ます…
リリース直後は元気に泳いで行っても数日後には死にます。
リリース前提の魚ならもっと大切に✨ pic.twitter.com/dKCDsnFvX4
— 梓 (@azusa54) 2015, 12月 4
痛々しいアイゴの写真が掲載されています.
地面においた部分が火傷してしまってあとから爛れてしまうんですね.
これはニンゲンの手でも起こることがあると言われています.
なので,トラウト(イワナなど)の基本的に冷たいところにいる魚を触るときはまず川の水で手を濡らして,手の表面温度を下げてから触っていますよね.
海水魚で,どうようのことが絶対に起こるか?と言われたら分かりませんが,リリースをするのであれば,できるだけダメージが無いように努めたいものです.
とかいう私もシーバスなんかを地面に置いて写真撮ったりしていますから(一応ナイトだったり湿ってたりするときに置くようにはしていますが...それでも魚のことを考えると地面には付けない,手では触らないほうがよいでしょうね)
リリースをするにしても魚を傷めないように気をつけたいですね.
でわ.
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