今年の初遊漁船は沖曽根開拓でカンパチジギング!

どうもです.
1月上旬の釣行記更新します.

一ヶ月遅れの情報で申し訳ありません.
で,この日は枕崎の栄真丸で沖曽根の開拓に行ってきました.

曽根というのはみなさんあまり馴染みがないと思いますが,◯◯曽根というのは周りより浅くなっている場所と言ったほうがわかりやすいでしょうか?
要は,島とかじゃないけど,海中に沈んでいる山もしくは大地になっているようなところを言います.

あまりに大きすぎると堆(たい)とも言います.

曽根と聞くと,ギャル曽根を思い浮かべる人がいるかもしれませんが,そうではないです.

釣りで言えば,有名なのは七里ヶ曽根ではないでしょうか?
鹿児島にも色んな曽根があります.

この前ちょっと名前を出した梅吉曽根とかサガリ曽根とか.
奄美のほう,トカラの方まで含めると鹿児島はかなりの曽根があります.

今回は春の産卵絡みで大型カンパチが入るであろう曽根を調査しました.

1日を通して2ノット前後の素直な潮.MAXで2.4ノットぐらい行ったと思います.
ただ,潮は冬の素直な潮なので,釣りにくさはそれほどなかったです.

今回の調査では200mオーバーもやる予定でしたが,なかなか200m前後に良い瀬を見つけることが出来ませんでした.

しかし,いい感じの水深100m〜150mぐらいにいくつもポイントを発見して,今後に期待.って感じです.

まず,最初に見つけたポイントでは船中ハガツオやサバ,小型のハマダイ.

サバがデカイ.私もサバをかけましたが船に上げる直前でフックアウト.
結構いいサイズのサバだったので惜しかったです.

サバは宙層にいて,底の方ではなんか魚が着いてくるけど,カンパチっぽくなく,ゆっくり動く魚のようだったので,ゆっくりとしたアクションでチカメキントキ×2を確保.

ベタ底じゃなくて,少し浮いた宙層のフォールで当たるので,糸が止まった瞬間はハマダイか!?と思いますがあわせた瞬間軽いので違う魚だと分かる感じです.

このポイントもサバがついたりしていることから,デカイのが入ってきたらチャンスあるし,もしかけてもそこまで根が荒くないので取りやすいポイントだと思いました.
ハマダイが付く場所はデカイやつが付く場所でもあります.逆に小型が少なかったりするので,ワンチャンスありですね.

カンパチの100m〜150mのジギングは200m前後に比べると別世界のように魚が引くので面白いと思います.が,デカイのを狙うならそれ相応のタックルでやったほうがいいと思います.

さらにポイントを見つけていきます.
結構クサイ場所が多くて,さらにかけてもとりやすそうな場所が多いです.
同船者に良いアタリがありましたが,針がかりせず.
その時,ピンときて,あの魚か?と思いってフォールを丁寧に探ってヒット.
このドラグ出さないけど,巻いた時の重量感は!?

裏の本命ハマダイでした.2.8kg食べごろサイズ.

こいつもいい魚です.全然ターゲットとして人気が出ませんが,そのうち人気爆発するんじゃないかなぁと思ってます.

その他には,船中アオダイ,相変わらずハガツオなんかも釣れたりしました.

また,見たこと無いハタを同船者の方が釣れられたので写真を頂きました.

調べると,ヤマブキハタ.はじめてみました.
琉球地方には多いようですが,こっちのほうで釣れるのは珍しいと思います.

一時沈黙が続きますが,魚が着きそうな面白そうな瀬はいくつか発見できました.
いいタイミングで入れば釣れると思います.

どうせなので,ちょっと浅場の100mぐらいでかなり急激に壁になっているような場所も流してみます.100mから一気に80mまた100mまでさがって60mまで上がるような激壁.

そういう場所にやっぱり大型がついてるんですね.

ちょうど潮の緩みめだったというのもありますが,
最初の流しで同船者にフルドラグを出すいい魚がヒット.
が,ファーストダッシュでハリハズレ.

次の流しもまた同船者にいいサイズがヒットしますが,一回も巻けること無くフックアウトその直後,私にヒット.
なかなか重量感のある魚.
最初にかかった後に気づかないうちに5mほど巻いたところからファーストラン.
デカイとかかってから10秒とか5秒とかまったく引かないことが多いように思います.
プレッシャーを与え始めてやって引く感じ.
浅いのでかなり走ります.一回止まって1mか2mほど巻いてセカンドラン.
セカンドランのほうが長い.
「あー,浅いし頭全然こっちむかねーや.でもこの地形ならもう止めないといずれ切られるなぁ」と思ってたらハリハズレでした・・・・.
修行が足りませんね.

場所が場所だけにハタ狙いと同様のストライクで9kg,Fullで11kg〜11.5kg.100m出た状態でストライク9.5kg〜10kg,Fullで11.5kg〜12kgのドラグセッティングでやってました.
もちろん,掛かった後Fullに入れてのドラグで勝負してます.
これぐらいの負荷になってくると身切れも多いですね.
でも場所とか狙ってる魚の大きさとかを考えるとこれぐらいでやらざるを得ないと個人的には思ってます.

ちなみにハリも伸び出ました.スパークの5/0です.このハリ,めちゃくちゃ強い焼きが入っていて,おそらく材質も良い材質を使ってます.線径に対する変形強度が非常に高い針で気に入ってます.人間計測では30kgかけてもちっとも伸びないので,掛かりどころだと思います.仕方ないです.
掛かりどころがよければワンチャン獲れたかもしれません.
良いところに掛かるかどうかは運もありますが,セッティングもあると思うで,少しだけ煮詰め直したいと思いました.
これまでのフックセッティングでいい魚は獲れはいるので,大きく変えるつもりは無いですが.色々試していこうと思ってます.
ま,ブレイクじゃないですから,そこまで落ち込んでません.
船長には申し訳なかったですが.

私に掛かった直後のタイミングで同船者にもデカイやつがヒットしましたが,こちらはブレイク.

4発デカイの来て,ハリハズレ×3,ブレイク×1と不甲斐ない結果に終わってしまいました.

しかし,この場所のポテンシャルを感じた次第です.
バラした魚の大きさを推測するのは愚の骨頂だと思うのですが,巻いた時の重み的にそれなりにいいサイズだったと思います.

また,比較的浅場が多いということで,もうワンランクタックルの強度を上げてもいいかなと思ってます.浅いし,太糸でも十分ジグは動きます.

さて,それからちょっと深場をまた探しに行きますが,瀬無し.
こういう瀬がほとんどないような場所でポツンとしたのを見つけられるとかなりいい場所になるんで,今後も諦めずに探すのが大事だと思います.

ちょっと浅場(100m台)に移動.いくつもいい感じの瀬は見つけて,面白そうな感じ.
そこまで巨大な曽根ではないので,魚が入ればフィーバーしそうな感じです.

100m前後のポコポコ系の小さい瀬がある場所を流していると,ベタ底でフォールヒット.
これはラッキーヒット.と思いつつ,やり取り開始.
最初に少しだけ1ダッシュされたのみでほとんどドラグは出しません.
ダッシュの短さとベタ底での着底ヒットだったので,最初クエかと思ってましたが,首を振るので違う魚.カンパチ?っぽくないけど?
やたら軽い.・・・
とか思って上がって来たのは6.2kg本カンパチでした.

浅いカンパチはほんと最初のダッシュだけでは魚の大きさが分からないですね〜.

根が荒い場所ではなかったのでドラグセッティングは先程より少し弱めにしてあります.

それから数流しして大きく移動.

移動先でも色々瀬を探して回りましたが,ここでは瀬が乱立する場所を2箇所発見.
他にも探ってみたい感じはしましたが,ここではあまり多くのヒットは無かったです.

私がカンパチ4.4kg,船中はネリゴ,特大アカヤガラなど.

この場所もかなりポテンシャルはあると思っているので,たまたま魚の機嫌が悪かったのか,どうなのか・・・・という感じです.

魚さえ入っていれば,ポイントが小さい,少ないぶん,勝負は早い場所なのかなと思いました.

ただ,まだまだここも未開拓なので,今後開拓していければいいなと思いました.

沖曽根開拓希望者待ってます.
ちなみに,シーズンですが,今からの梅雨入りまでシーズンなら,いつデカイのが入ってきてもおかしくない曽根なので,あとはタイミングだけです.
小さい場所なので,入ってきてから抜けるのも早いので,ほんとうにタイミングです.
釣れだしてから行けばいいやでは遅い.そんな場所です.
現に今回も獲れてませんが4発いいやつが来ました.
デカイ奴は一日やってて1発きたらいいほうなので,ほんと今後に期待という感じです.

釣果:カンパチ×2(6.2kg,4.4kg),ハマダイ×1(2.8kg),チカメキントキ×2

【2018釣果合計】

・遊漁船(1日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2

・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1

※2018年は釣行記の一番下に釣果をまとめてみることにしました.

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